『絶対彼氏』第10話「渡さない」

ナイトの健気っぷり、お金ないのにケーキ作って待ってるのとか、特に修理と偽って(梨衣子に説明する時の執拗な「万が一」を聞いて、クロノスヘヴンはやっぱり胡散臭い会社だと確信したわw)連れていかれそうになったもこロボがりいこを抱きしめて「愛してる」って言うのはちょっともう涙なくしては見られない忠ロボっぷりでしたが、その反面、今回の室長はビジュアルも演技も酷い出来でした。ナイトがロボットだと知った時の驚愕シーンとかほんと酷かったよ。なんで室長までパリに呼ばれんの。つーかあんた金持ちだろうにふじ子さんの店にしがみついてないで梨衣子にバイト枠譲ったれやw。あと発熱した“家電製品”なんだから、布団に寝かせて更に熱こもらせるよりもむしろ涼しいところで冷却させたほうがいいんじゃないか・・・?って普段だったら絶対突っ込みたかったと思うんだけど、突っ込むどころかこれはりいこがもはやナイトを“家電製品”ではなくまるで人間のように思ってる(扱ってる)ってことなんだろうなぁって思えたってことは、わたしはこのドラマが好きなんだなぁと今更ながら思ったわw。

てかもこロボよりも室長よりもカッコよかったのはまーくんでございました。元々スーツに眼鏡に小顔+ちょっと嫌味とどストライクな好きキャラだったんだけど、認めるところはちゃんと認めてそれを父親に指摘されなきゃ黙ってるつもりだったってとこがめちゃめちゃカッコイイじゃねーか!なんと見事なツンデレなんだっ!
でもですね、そんな兄貴よりも誰よりも、不精ひげ生やして憔悴する並切さんが一番カッコよかったです。デスクに座って微動だにしない並切さんを見て、蔵之介ロボ・・・・・・悪くないかも(ニヤリ)と思ったことは秘密です。だってちょっと変態っぽいもの><


ナイトは初期化されたと思いきや、四つ葉のクローバーをみて「り・・・い・・・・・・こ?」って思い出すパターンと予想したんだけど、予告見ると違うのかなぁ・・・ナイトは梨衣子や並切さん、大家さんやミカや沢山の人の中で思い出(記憶)として生き続ける・・・のかなぁ。だとしても、ナイトの中に生まれた感情はデータ領域を超えてるってか、通常作業で初期化できる範囲外だと思うんだけどなぁ。ていうか、そうあって欲しい。
まぁ冷静に考えたらふじ子さんが言うように生身の人間と(へんな言い方よねこれw)普通に恋をして普通に結婚するのがいいに決まってんだけどでもこのドラマ的にはナイトの記憶が消えることなく、待ってるよって言ったくせにパリに着いた梨衣子の荷物の中から「やあ、りいこ(にっこり)」ってナイトが現れて、結局パリでもりいこを間に挟んでナイトと室長と三角関係を続けるってエンディングでいい気がしてきた。それか、3年後ってテロップの後に帰国したりいこがアパートのドアを開けると裸エプロンのナイトがいて「おかえり」って言うとかw。もうそんなベッタベタなエンディングこそこのドラマに相応しいかなって。