『あしたの、喜多善男』第9話

キャナメと龍平の「気取ってんじゃねーぞ」「なんだチンピラ」バトルにはときめきすぎて子宮がうずうずしましたが、平太さんが喜多さんに「じゃあ喜多さんが作ってよ」「死ぬなよ。死ぬのやめろよ」って言ってくれた瞬間は思わず涙をボタボタ流してしまいました。平太さんはさー、ずっとずっとこの言葉を言いたかったんだと思うんだよね。でもリカのことが大事で、リカのためには喜多さんに死んでもらうしかなくて、この状況が一番キツイのはもしかしたら平太さんだったんじゃないかなって。だからようやく言えた「死ぬなよ」って言葉にあれほど心こもってたんだと思うし、「喜多さんがカレー作ってよ」ってのがちょっと甘えてる風だったのは喜多さんが平太さんの本当の父親と似てるから思わず甘えちゃったってところもあったのかなー、ほんといいシーンだったなぁ。
でも肝心な喜多さんの心は揺さぶることができないんだよなぁ・・・・・・。喜多さんってだまされやすいし流されるように生きてるように見えて実は頑固だもんね・・・。杉本(ようやく覚えたぜ!)がスパイス擂りをちょっとやらせて欲しいといったときの「それはちょっと」って笑いながらキッパリ断ったの見て改めて確信したw。
三波さんがほんとに生きてたことは、生きてたこと自体も、喜多さんとみずほがあれだけ心の拠り所にしてたってのにいい人だとしても悪い人だとしてもスケールの小っちゃい人間で、正直ガッカリというかそれはちょっと・・・って感じなんだけど、キャナメ・森脇にもうひとやま見所がありそうなんでそれはそれでドキドキ。会議ほっぽらかしにしてどっか行ってたのは森脇が言った通りの場所ではないんだよね?鷲巣の殺害を指示したのがみずほだと裏工作してたってことなのよね?ついでに自供した犯人そのものも森脇の仕込みだったら素敵だなー。平太さんに「チンピラ」発言した時の森脇はタダモンじゃないオーラ出てたし、前社長の鷲巣を殺しみずほに保険金を受け取らせ、そのみずほを誑しこめればそれでいいし、誑しこめなかったらみずほを鷲巣殺しの主犯として仕立て上げる、どっちに転んでも会社は森脇のもので、10億はあるに越したことはないけど小指おじさんの協力を確約された今となってはなくても構わないと、そういう計画だってことかな。だとしたらいいわー!それはいいキャナメ!!冷酷な野心家キャナメ大好物!