『あしたの、喜多善男』第2話

何かを企んでる風サスペンスタッチのコニタンパートと、ネガティブ善男のホラー調と、善男と母ちゃんの心温まりながらもでも切ない空気・・・の直後に看板落下を危機一髪で回避する龍平のアクションでしょ(ちょっと強引w)、それに加えてしのぶと善男の足裏マッサージプレイに生瀬と部下の絡み(「時間をもてあました恋人か!!」ちょうワロタw)に龍平と栗山さんの(文字通り)絡みでしょw、おまけにコニタンのシャワーシーンまで!!!もうありとあらゆる要素がてんこ盛りだってのに、流れに無駄・無理がないし、ドラマを通して感じる雰囲気は統一されてるってすごいと思う。てか善男と母ちゃんのシーンやばいって・・・なんか胸締め付けられて泣きそうだったわ。善男はあんな母ちゃん置いて死ねんのかよ!母ちゃんと二人ゆっくり生きていけよ!!ってほんと泣きそうになったんだけど、いやちょっと待てよと、もしかしてこれ母ちゃんの演技だったりして・・・?父ちゃんが死んだことも善男の嫁のことも全部ちゃんと理解してる上でそのことから逃げるためにわざとボケた振り・・・ボケた振りとは違うか・・・現実逃避してたりして・・・じゃなきゃ普通あんな状態の母ちゃん見ちゃったら心配で死ぬどころじゃないもんな・・・。それともそうとう固い善男の決意だけに、自分が死んだとしても母ちゃんはきっと分からない・・・ってことでより一層(善男の中で)背中を押されちゃったって感じなのかな。どんどん深読みしたくなるというか、もうなにもかもが伏線に見えて気が抜けないわw。生瀬の正体や龍平の目的など1話で謎に思えた要素があっさり2話で明かされてもなお謎だらけに思えるってすごいよな。まぁ今わたしにとってのいっちばんの謎はあれが演技じゃないんだとしたらコニタンがああも怯えるとは初夜の善男はどれほどすごいプレイをしたのだろうか・・・!?ということなわけですがw。
さりげなく考えられた演出の妙にくすぐられる。橋の上で龍平が善男に保険の話を切り出した瞬間に逆方向に向かう電車が交差するのがいまこの瞬間が二人の関係のターニングポイントだってのを象徴してるようで、まさに絶妙のタイミング。あと夕日が差し込む台所でお皿洗う向こうで鳴る小学校のチャイムとか。当然狙ってやってるんだろうけど、それが押し付けがましいわけでなく、あくまでもスマートにやってるってところが小憎らしいし、実家の部屋中に飾られた善男の表彰状・・・でも皆勤賞ばかりってところが母ちゃんと善男の性格とこれまでの暮らしぶりを物語るようで・・・ほんと上手いわー。あと無駄にカレーが旨そうすぎるw。あとあとしのぶの棒読みがスゴすぎるwwwww。実際あんな棒読みドラマあったら祭りになるよなw。
それからコヒさんをキャスティングしたのはやっぱ大正解だわ。多分この先、キツイ展開になってくと思うんだよね。来週は早くも元嫁とご対面だし保険金のこともあるし。でも龍平の店の女の子たちが「温泉行きた〜い!イェーッ!!」って盛り上がってるのを見てる笑顔だとか(ところで女子が言った「きりやまくんとフライデーされたい」ってのはコニタンの元ダンナが“わしづ”なのと同じ感じでやっぱ時効警察の“霧山くん”なのかな)、カレーを口にいれた瞬間の「たまんないーっ!!」っていう至極の笑顔だとか、現実というかこの先が悲惨であればあるほど癒されて、そして逆に可哀想に思えるの。これってやっぱコヒさんならではなんじゃないかな。でもいきなりの「僕、初めてだったんです」宣言はまじでキモかったけどw。いきなり何をwwwwwって驚いたもんw。
あとあと龍平はやっぱりめちゃめちゃエロイよなー。栗山さんとベッドで話をしてるときに上半身裸じゃなくて白のランニング(タンクトップじゃなくてランニングに見えた)ってところが逆にエロイんだよ。
龍平演じる平太さんと栗山さん演じるリカは“根は悪い奴じゃないんだ”って視聴者に思わせるのがちょっと早過ぎると思うんだよね。だから悪い奴じゃないんだって見せかけといて実は・・・だと予想。ブラック龍平と性根が腐った栗山さんってのが見たいだけですがw。でも善男と平太さんが一緒にいるところに看板が落ちてきて・・・ってのは偶然だと思うなー。1話でマンションから腰タオルで落っこちそうになったけど危機一髪助かったのと同じで、11日目を迎えるまでは(迎えられるかどうかは疑問だけど)毎日何故か一歩間違ったら死ぬってほどのアクシデントが起きるんだけど、何故か助かってしまう・・・今回のソレがあの看板落ちだったんじゃいかなと思うんだけど。タイミングよくあの出来事があったおかげで平太は保険金の話を持ち出すことができたけど、別にそのためにあれを仕込んだわけじゃないんじゃないかな。平太さん思いっきり腰抜かしてたしw。

てか来週ぬっくん登場てwww殺し屋役ってマジっすかwwwww。