『仮面ライダー電王』第43話「サムシング・ミッシング」

侑斗消滅回もきつかったけど、今回も相当きつかった。考えながら何度か見直したけど何度見てもきついや。モモさんと良太郎のマジ喧嘩なんて、それを止めるリュウタなんて見たくないです。
侑斗が消えてる間、ダムみたいなところでカイと交わした会話からして良太郎はずっとこのままモモさんたちとワチャワチャし続けることはできないって、良太郎とモモさんたちの未来が一緒じゃないって分かってるんだと思う。でも別れたとしてもモモさんたちはモモさんたちで楽しくやっていけるんだろうって思ってたんだろう。それなのにモモさんたちが“消える”だなんて聞かされてわけわかんなくなっちゃってるんだろうな。そして良太郎にとって一番ショックだったのが、そのことをモモさんたちが、リュウタですら分かってたってことか。で、良太郎の中には今の自分達の時間を守るという決意があってそれは変わることはなくて、つまりモモさんたちの存在を守ることはできないんだってことも理解しちゃったと。でも自分たちの時間を守ることで結果としてイマジンたちが消えてしまうと分かった今、モモさんたちには自分で自分の存在を消す行為=電王としてともに戦うことをしてほしくない、させられない。だから「モモタロスたちの手は借りない」のか。龍騎の真司みたいに相反するもの両方を守りたいと自分の持ってる力以上のことしようとしてうじうじ悩んであがくのではなく、一番根っこの判断は素早かったことは良太郎の強さだと思うし良太郎の辛さは分かるつもりだけど、でもなー、モモさんたちはとっくに「覚悟」を決めて、自分達の末路をわかった上で戦ってるんだよね。良太郎が知ったら辛い思いをするって知ってるから言わなかったんだろうし・・・。それなのに良太郎はモモさんたちにそんなことさせたくないって自分の気持ちだけでドSなアルマジロイマジンさん(「いたーい切り方といたくなーい切り方、どっちがいい?(契約者「痛くないほうで・・・」)なははー、分かりました。痛くないほうの切り方・・・・・・なんてあるわけねーだろうがぁっ!」って酷すぎるwww)にトドメさすのを逃したわけでしょ。そのせいで時間の隙間からこぼれちゃう人がいるかもしれないのに。おまけにせっかくの侑斗の変身までも無駄にしてくれちゃって!!(でも今回侑斗が使ったのは土管の中で焼きイモ食ってるときに「あ、さくらいゆうと!」っていってたガキどもの記憶をまとめて使ったんだろうからまぁいいっちゃいいんだけどw。今回フルチャージできなかったのは記憶が薄かったからだと脳内保管。ゼロノスは強いんだもん!)(しかしデネビックバスターは接近戦では全く使えないことが明らかになってしまったわけですが・・・・・・)なまじこうと決めたら頑固な良太郎だけに、今回の良太郎の行動と表情は自分のことしか考えてない(モモさんたちのことは考えてるんだけど、モモさんたちの“気持ち”は考えてなかったよな)ただのわがままに見えちゃった。靖子繋がりでさっき真司の名前を出したけど、真司みたく「どうしたらいいかわかんないけどでもやなんだよっ!どっちも救いたいって思うんだよ!」って頭バカーン(byジャン)ってなってくれたほうがまだ可愛げがあったかも・・・。まぁそうならないのが良太郎なんだけどさ。
でもでもそんな良太郎の態度もすべて次回の「俺たちの必殺技」への序奏なんだよね。もう号泣する覚悟はできるからドンと来い!