『滝沢演舞城 2007』@新橋演舞場

26日 夜公演を見ました。
チケットを3公演分とったのですが、諸々の事情が重なって結局この日1回のみの登城。ええ、案の定後悔しまくりでございます。もっといっぱい行けばよかった・・・てか行きたかったわよ!でもPZの方がもっと行きたいんだもん仕方ないじゃないっ!(と心の中のもう一人のわたしに逆ギレ)。去年は初回であまりのズニアワラワラ+激しく動きまくりっぷりに動揺して誰を見ていいんだかわからず、ていうかズニアなんかどうでもいい滝さまあああああ!ってな羽目になったんで、1度しかないチャンスを誰のために使うか心の中のわたしたち(いっぱいいるのw)と相談した結果、やっぱニカじゃね?ニカいっとくべきじゃね??という結論に達しまして、基本ニカロックオン!・・・・・・のつもりだったのに、髪を短く切った黒髪の横尾様が凛々しくて凛々しくて凛々しくてもう凛々しいと1時間ぐらい言い続けたいぐらいの凛々しさで、視界に横尾様が入るとついついそっちにスライドしてしまいました・・・エビシもめったくそかっこいいしさぁ、JJは超キャワだしさぁ(ハッシーが見れてよかった!)、そんでもってやっぱり殿は本当に神だしさぁ、何が言いたいかというと、結局目移りしまくりでした★ってことです。おまけにこれが一番重要だったんだけど、ゲストがPZ組でございまして、休憩の時にPZ組が来てるって小耳に挟んでてっきりMADだとばかり思い込んでたもんで、二幕の殿・三郎・弁慶によるアドリブグダグダ場面でかざぽんの口から「内と草野が来てる」という言葉が発せられた瞬間、脳内メモしてたもんが全部ぶっ飛んでしまいまして、つまりあんまり覚えてませんw。


一幕は去年とさほど変わりなく、気がついたのは去年死ぬほどモエた大倉の袴でスネアドラムコーナー(滝様がやたらめったら叩きまくってたやつ)がなくなって、かわりに京劇っぽい感じで滝様と塚ちゃんが踊るのが増えたってのと、ゴンドラ使って会場の真ん中あたりでバンジーやってたのが、ステージ前方に蜘蛛の巣みたいな網を張って、2階左の最先端でふみとが太鼓をドンドコ叩き、エビシの3人が布とかわっか使ってぐるぐるして、その後が滝様がバンジーするって形に変わってたぐらいかな。
以下覚えてる限りの一幕感想。
・いにしえの群舞は今年もネ申
・かざぽんは悪い顔させたらちょっとすごいよねw
・滝様が駆け上る戸板を抑えたり、飛び降りる滝様を受け止めるズニアの真剣な顔がほんとうに素敵。特に横尾様
・ズラリと並び刀を構える赤穂浪士姿のズニアもかっこいい
・去年に比べると一つ一つの動きの決まりっぷりが格段に進歩してます
・ニカの口上「五階四階三階、二階堂高嗣です」キャワ★
・「カメはカメでもカメイだよ」カメイもむさキャワ★今回カメイがマジでかわいくなっててビビリました・・・
・ハッシーお誕生日おめでとー(遅)
・「僕は玉森。家はいつも雨漏り」←これひどくね?w
・でもいちばんひどいのは宮田の「みーやた〜、顔でけ〜(サオダケ屋さんのメロディで)♪」でした。笑いこらえんの必死だったわwww
・滝様内蔵助のこれからも一同をよろしくお願い申し上げますみたいな挨拶の時の片膝ついて握り拳を地面につけ頭を下げる横尾様(限定)の凛々しいこと!
・滝様内蔵助がかざぽん吉良を雪原に見立てた舞台の奥まで追い詰める演出が素晴らしい。主にエビシが担当してたと思うんだけど、舞台上に白い布をを何枚も横切らせ、それをゆらゆらゆらしてその間を滝様が駆け抜けるの
・白虎隊でニカの自害シーンが上達してました
・演技には興味がなかったけど滝様を見て演技が好きになりましたと言うだけあります(ニカには甘いよ!)
・お着物+羽織姿で歌うJJきゃわああああああ!
・しかしキィの着こなしなんだありゃwバカ殿というかバカ坊ちゃまみたいなんだもん
・ウワサに聞いてた滝様への笠投げでオチを務めるニカが想像以上のめんこさでクラックラしました
・だっていたずらが成功してエッヘンって胸そらせるんですもの
・だって外人がよくやるヤレヤレ(両手の平上に向けて肩すくめる仕草)やるんですもの
・京劇の演出の時の塚ちゃんがすごい。ほんとすごい。アクロがすごいのは今更だけど、着地の足音が一切しないというか、しなやかで、普通に中国雑技団の人みたいだった
・白浪五人男はわたしのめちゃくちゃ好きな演目なのでものっそい微妙な気分になりました。こうやって並ばせるとさすがに藤間は身のこなしが様になってますね
・男の花道でキスマイの上三人が横手組に!!!!!
・チンピラ演技の横尾様キマッてます!!!!!
・しかしかざぽんは悪役演技上手すぎですよ?
・去年の大倉玄碩先生は生活苦が滲みでてましたがw、藪の玄碩先生は凛とした感じだなぁ
・立てひざついて杯をクイッとかたむける横尾様が超すてき。というか色っぽいです。思わず貢ぎたくなる色気w
歌右衛門が宴会会場に現れたのを見て、眉間にしわを寄せる横尾様もまた素敵
・相変わらずクオリティ高すぎの道成寺。上手でさかさまにつられてる人超こえーってw
・滝の白糸で最初に金のお扇子みたいなのをバラバラーって落すやつを滝様の背後でひっそりやる横尾様の真剣なお顔がたまりません
・かわらばんの少年役のアリーは可愛いんだけど滑舌がちょっとまずすぎる
・防水シートをテキパキと片付けるエビシの動きは見ていて気持ちがいいです
・滝ちゃんはほんとおじいちゃんコス好きだよなぁwww
・塚ちゃんの布芸はジャニオタ以外の人にもぜひとも見せてあげたい
・滝ちゃんのバンジー用ロープ脱着のお世話をする黒子姿のニカタマモエス
・ニカチャのお肌がなかなか調子よさそうで嬉しいです
鞍馬山で悪い人たちに1人何度も何度もボコられまくり、何度も何度もカメイ?藪?に助けられるキィw
・キィは弁慶さんにも即効負けるんだけど、その負けっぷりが凄まじい弱さ
・弁慶さんに刀を献上するかのごとく差し出して、花道を猛ダッシュで逃げてく金色袴姿のキィに心の中で大爆笑www
・弁慶さんの立ち姿は去年の大倉のほうがらしかったかなー

相変わらずの大サービスっぷりで目まぐるしく場面転換がなされて、見てるこっちは飽きないどころか一瞬も目を逸らせないぐらいの密度の濃さなんだけど、一部はズニアの子たちが踊ったり演じたりだけでなく裏方も分担してやっていて、笑顔でなく真剣な顔で滝様を支えたり小道具や装置を運んだりする姿は滝様舞台ぐらいでしか見られないからすごく貴重だよな。エビシの安定っぷりは頼もしい限りだし、今年はキスマイの特に上三人がすごくよく頑張ってたと思う。髪切ったからそう見えただけじゃん?って言われたらまあそうかもしれないんだけど、横尾様は顔つきが去年とは確実に違うもん。まぁ踊りは相変わらずひどかったけどw。

二幕の冒頭、牛若ダミーのニカチャにハァ〜〜ン★手の美しさに釘付けです!口元しか見えないところもまたよろしいなー。
去年と同じ義経なんだけど、全くの別物と言っていいほど違う舞台になってました。もうね、風間さんほんっとにすごいよ。セリフに気持ちを込めるってのは当然みんなやってることなんだけどさ、風間さんの場合はそれが自然なんだよね。あれはあれでよかったと思うし役も違えば脚本も違うから比較するのもなんなんだけど、風間さん見てるとエイトの二人は気持ちをストレートに込めようとしすぎてギッチギチになってたんだなーって思った。常に肩に力入れて握り拳つくってるみたいな感じ(ヨコヤマさんは実際ずっとドラえもん状態だったw)。今年の義経は前半に三人の掛け合い(アドリブコーナー含め)と影絵で癒しというか暖かい気持ちにさせながら三人の関係性を描き、客に三人への愛を抱かせて、関所のシーンで絆の深さを再確認させられ(冨樫姿のトッツーがバリ素敵!)、そしてそれが後半の三郎、弁慶、そして義経の悲哀をより一層効果的に見せる・・・というもので、去年と比べたら段違いに分かりやすくて面白かったんだけど、それを引っ張ってたのは間違いなく風間さん演じる三郎でした。心込めながらもどこか余裕があるというか、何かあったときのためのキャパを残してる感じで、三郎が受け止めてくれるから殿も自分の演技だけに集中できたところがあるんじゃないかなーと。弁慶も良かった。姿は大倉弁慶の方が遥かに遥かに素敵だったけどw、藤ヶ谷も風間さんと同じで力の抜き方が上手いんだと思う。三郎が死ぬところは圧巻の一言でした。頭のどこかで“ショータイムにゲストとして出してもらえるかなー、いやいやいやさすがにそれはないだろう。見に来たズニアの子は上げてもらってないらしいし、何よりあの子は研修生だ”ってごにょごにょ考えてたんだけど、そんなわたしですら三郎の最期には泣かされたもん。いやーやっぱかざぽんはすげーよ。伊達に外部で経験積んでないわ。こういうの見ると滝様を筆頭に、みんなもっとガンガン外部で揉まれるべきだよ!と強く思います。弁慶の死に様もカッコよかった。あーこれ去年の大倉にやらせてあげたかった・・・なんて思ってしまってごめんよ藤ヶ谷。美しくも哀しい涙を一筋ポロリとこぼしながら殿が自害して、桜吹雪がブワッと舞い散る中から若かりし牛若丸の姿でフライングし、白馬に乗って三郎と弁慶の元へ向かうエンディングは、今思い出しても泣きそうになる。進化する滝沢演舞城はほんと凄いよ。凄いとしかいえないわ。
ちなみにこの日のアドリブは「都では放浪記という舞台が大人気で、森光子さんはご存知ですか?」と三郎が聞くと、殿は「私の家来だ」と即答w。三郎が文字通りのけぞる勢いで「エェェェェェェェ!?」と驚くと、家来と言い切ったくせに殿はフラフラしながら背後の壁(という設定の幕)の後に逃げようとしたり挙動不審にw。で、三郎が「今日はその他にもたくさん来てるようだ」と弁慶に振ろうと?したんだけど、弁慶に真顔で「知りません」と言われ、殿にも「私は何もしらない」と言われて、言っていいのかなーみたいな空気の中で「内と草野が来てます」と。ゲストは大抵6列に座るんだけど、二人とMADは1階最後列のパイプ椅子に座ってたから客も知らなくて一瞬キャーーーッ!って悲鳴が上がったんだけど、気にせず三郎が「殿は二人を知ってますか?」と聞くと殿は「それも私の家来だ」とw。こんなに大勢の家来がいて、しかも森さんもいるとなると弁慶が一の家来だというのも怪しくなってきたぞ」と三郎が言うと、弁慶が「殿、私は何番目の家来ですか」と泣きそうな顔で質問w。殿は「お前は8番目」と答え、三郎が「8番目って微妙だな」とw、そんな感じでした。かざぽんの口から「内」って名前が飛び出した時はほんとびっくりしたわー。ピロキを見るために城を削ってPZにまわしたってのに、城でもピロキが見れるだなんて・・・神様ありがとう。

ショータイムはエビシの太鼓でスタート。「SAMURAI」の演出で鏡を持つ横尾様に釘付けです。ズニアメドレーのトップは「Hey!Say!」。うーん、うーん、時間の都合で出られないのは分かるんだけどさー、歌ってるのはJJなのよ。すっごいキラキラでかわいいのにモニョる気持ちが抑えられない。アリーはともかくキィはぜったーーーーーーーーーーーーーーいにこっちにいるほうが“らしさ”を出せるのにー。だって見てあのキィとハッシーがシンメになる瞬間に醸し出されるあの青いエロスを!!!絶対JJは解散しないでおねがい社長!。ヤーの新曲のバックで踊るニカチャが最高です。この曲のダンス好きだわー。「NEKED」のふみとが完っ壁にザ・俺コン状態でございました。いいよいいよ、エビシはほんとよくやってるからこの時ぐらいは思いっきり弾けていいよw。大冒険でこの曲Qと一緒にやってくれるといいなーってかやるよね???。「運命」のバックのニカチャに蕩けました。

で、ダメ音頭ですよ。通路の横を前方へ向かって人が駆けてくのを見て舞台に上げてもらえるんだって気づきましたけど、客席通路にスポットがあたって、ちっちゃい台の上に滝様ピロキ草野の順でひしめき合うようにして乗っかってるのを見た瞬間、頭の血管5本ぐらい切れました。腰を曲げて「ほんますんません。ずうずうしく出ちゃってすんません」といわんばかりにキョドるピロキと「イェーイ!」と今にもピースしそうな草野w。いつもはあの台に滝様1人で乗るらしいんですけど、あまりにもモチャモチャで、「こんなにくっついてちゃ歌いにくいわっ!」って満面の笑顔で文句を仰る滝様w。二人とも滝様に連れられて舞台に上げてもらい、ダメ音頭に参加。ピロキのカッコは右の耳に髪を掛け、身体にフィットした胸にキラッキラの「I ハート U」が付いた黒いTシャツに細みのGパン、足元は茶色のサンダルで、手に黒いストローハット持ってました。胸のキラキラ「I ハート U」がなんともピロキらしくて泣きそうになりながも失笑w。一瞬「U」が内のUかと思ったw。まさか舞台に上げてもらえるとは思ってなかったようで、最初から最後まで「え?なに??わからへん」とものすごい勢いでキョドりつつ周りのズニアに目で助けを求めながらも頑張ってダメ音頭踊ってましたw。北山が横で教えてくれたっぽいのにサビの♪ダ〜メ ダメ ダメ ダメ♪のところで胸の前で手でバッテン作るピロキバロスwwwww。どっからどう見てもアホの子ですw。あと途中で腰を前後にクイックイッと動かすところがあるんだけど、前に出す足も腰動かすタイミングもおもきし逆で、滝様に「逆、逆!」てダメだしされてましたw。PZで頑張るピロキはちょっとしたアドリブで素は見えてもやっぱり仕事モードの表情なんだけど、今回はほんとに素のピロキが見られて、PZの初日とは違った嬉しさを感じました。ほんとにピロキが戻ってきてくれたんだなって。やっぱピロキかわいいよおおおおおおおおおおおおお。ずっと「すいませんすいません」ってぺこぺこしながらもステージの中央でバッテンするピロキは最強ですw。なんでもダメ音頭の途中?か終わったらすぐゲストは席にもどるらしいのですが、二人は終わってからも滝様とともに舞台上に残り(ハケるタイミングが分からなかっただけかもしれないけどw)、内と草野ですと紹介された後に、「二人とはずっと昔から一緒に頑張ってきて、そんな二人とまたこうやって会えて嬉しい。これからもお互い頑張っていきましょう」と滝様からほんとに嬉しい言葉をかけてもらってました。わたしですら震えるほど嬉しかったんだもん、二人はどれほど嬉しかっただろう。ありがとう滝様。ほんとうにありがとう。PZで復帰したとは言え、身分はまだ研修生のまま(だよな?)なのに、こうやって舞台上に上がらせてもらえたってことは、もう不安に思わなくていいってことかな。もう少ししたら、お兄ちゃんたちの口からピロキの名前が聞けるようになるのかな。滝様から言葉を頂戴した後もどうやってハケたらいいのかわからずおろおろする二人に滝様は「(横にはけても客席通って戻っても)どっちでもいいからいい加減戻れ」とw。で「じゃぁ上下ではけますね」とピロキが言って、ピロキが上手、草野が下手に、最後までキョドりながらはけていきましたwww。


あー、やっぱりもっと回数増やしたかったよ。考えた末のことだとはいえ、激しく後悔。早く来年にならないかなぁ・・・(早っ!)。
あと3公演。滝様もズニアもみんな頑張れ。わたしは演舞城が大好きです!