『セクシーボイスアンドロボ』Voice 03「お歯黒女」

感想というか、化粧しながら横目で見つつなんかちょっと思ったんだけど、ニコと修二の立ち位置(考え方)が似てるってのは確かなんだけど、スタンスが野ブタと真逆というか、野ブタが人気アイドル2人を主役にして脇も夏木さんとか克実とかキム兄とか清志郎さんとかわりと分かりやすい個性の人を配置し、間口を広げられるだけ広げた状態でスタートして、最初は楽ちんそうに思えたけどいざ昇り始めたらめちゃめちゃキツイ階段だった・・・という感じだとすると、セクロボは窓のない喫茶店、めちゃめちゃ入りにくいんだけど勇気を出して入ってみたら普通だったというか(分かりにくい例えですいませんw)、めちゃめちゃ険しい階段なのかと思ったら3段しかなかった・・・みたいな感じがする。ほんと例えが分かりにくくてすいませんなんだけどw。ターゲットの違い・・・ということなのだろうか。何が言いたいかというと、どれほど実験的でマニア向けのドラマになるかと思ったのに、3話まで見た限りでは全然普通じゃん!と、ロボットオタク青年と七色の声を操る女子中学生がスパイ活動って煽るだけ煽っといて(番宣とか結構なもんでしたよね?)、3話終えてもその片鱗がちょろっと見えるだけってどうなの?と思ったわけです。なんかちょっと騙された気すらするもん。おまけに今回なんてセクシーボイス使ってませんからね。説教臭いかどうかは主観の問題だから置いておくとしても、毎回明確なメッセージが込められてるし、ちょっとグッとくるセリフは散りばめられてるし、そこらへんは木皿さんらしいなぁと思うわけですが、あたしが期待してたのは二人(の設定)をいかに木皿色に染められるか、というところでして、それが出来てるかというと、出来てないよなぁと。むしろセクシーボイスとかスパイとかキワモノ設定がなかったほうがのびのび描けてよかったんじゃないだろうか。・・・なんて言ってしまったら企画として成り立たないだろうけどw。ちなみにロボの設定はアリでw。手法(パターン)が毎回同じだから3話目にして早くもなんかちょっと飽きてきちゃった。とは言っても飽きたのはメインストーリーというか軸の展開だけで、今回でいったらお歯黒女に追いかけられるはいりさんwwwとか車椅子で暴走するよっちゃんwとか、椎茸バズーカwwwwwwwとか、そういうのは嫌いじゃない。むしろ好きなんだよなぁ。うーん。

何故突然そんなことをウダウダ思ったかと申しますと、「10年後のわたしへ」ってのつい最近見た気がするんですけど・・・・・・・・・次回のゲストが市川実和子・・・・・・・・・・・・あれ?なんかデジャブ?なんて思った瞬間にちょっと萎えたというか、目が覚めたというか、別に市川さんが嫌いってんじゃないんだけど、またかよ・・・なんて思ってしまったからです。ながら見だったんで今週末に見れたらもう一度見るつもりだけど、どうしても見返さなきゃ!ってほどではない。あたしの中でちょっとトーンダウンしたかも。