『特急田中3号』

んーーーーーーーー、微妙!微妙としかいえない初回だった。全体的にテンポが悪いというか、間延びしてる感じがしたのと(これは初回延長だったからかもしれないけど)、主役のボウズが思いっきり“セリフ喋ってます!”って感じだったからかなぁ。猪突猛進空回りキャラだってのは分かるんだけど、セリフが全く自分のものになってなくて“いかにも”な口調が気になったんだよなぁ。こういう役なんだろうけど、この子もっと素直な演技が出来る子なはずなのに。ていうかクドカン風にするんだったらクドカンに書いてもらえばいいのに・・・。田中一郎というバカな若者にどれだけ愛着を抱けるかってのが このドラマを楽しむポイントだと思うんだけど、初回を見た限りではちょっと微妙。憎めないバカじゃなくて嘘つきな上にサカりまくってる空気読めないバカなんだもん・・・。

塚本くんと秋山はクオリティ高すぎ。秋山はまんまというかコントの延長みたいだったけど、むしろこのドラマではそれが正解だと思うわけで、金持ちで妙に自分に自信を持ってる見栄っ張りのウザキモオタ臭が溢れまくってたし、何よりも塚本くんとの相性が抜群!そんでもって塚本くんはアカネを経て何か吹っ切れましたか?wwwなんかいろいろとすごかったw。

俺だけのマドンナ候補を追いかけるために鉄道知識(時刻表)を駆使したのはほほーっと思いました。駆使ってほどでもないけどね。初回を見た限りではこのシーン以外“鉄”である必要性は特別なかったように思うので、ただオタキモ男と派遣社員(正社員に罵倒される派遣社員の図ってのやめてほしいわ。またミスしちゃった・・・なんていってる使えない派遣社員は即変えられるっつの。そんなとこに引っ掛るほうが間違ってるドラマなんだけどさ。)のグループ交際を描くだけじゃなくて、そこに“鉄”なりの何かが加わればいいなと思います。
次回が楽しみで仕方ない!ってのには程遠いんだけど、引き続き見ます。頑張れ、聖。