あー、ドラマとアニメの順番逆だったら良かったのになーなんて思ってしまった。ドラマで漫画をほぼそのまんま実写化したことがアニメにとってマイナスに出たなという感じ。例えばピアノを弾く動きにしても、それなりにちゃんと弾いてる（ように見えた）のを実写で見てしまうと手抜きに見えちゃうんだよな。アニメだし滑らかにいかないのは当たり前なんだけど。音自体はいい。特にモーツァルトの“2台のピアノのためのソナタ”は長く流してくれたし、やっぱり素敵。当然アニメの方が原作に近いんだけど、なーんか少女マンガ過ぎる気がしちゃう･･･って少女マンガなんだけど。千秋様ものだめもドラマの声が耳にこびりついちゃってるから、千秋様はともかくのだめのアニメ声（いわゆるアニメ声じゃなくて、声優っぽい声）がすっごい違和感。しかもなんかキラキラしてて、変態っぽさが全然足りないような気がする。のだめ普通に可愛いもん。いや、多分本来のだめは可愛いんだよね。でもドラマ版のだめの印象が強烈すぎてこんなののだめじゃねー！って思いそうになった。ドラマがいかに変態チックだったかということか。
それからアニメ版を見て、ドラマ版のBGMがどれほど効果的だったのかということを改めて感じました。ドラマの感想を読むとよくクラッシックオタの人がBGMのセレクトが絶妙だと書いてるのを見かけましたが、ドラマのあの下手したらうっとおしくなるほどの濃厚さはBGMが担うところも多かったんだなぁって。アニメ版がスカスカに思えてしまったのですよ。むしろアニメではBGM入れすぎる方が嫌われるのだろうけど･･･。でもまぁドラマでできなかったエピソード（例えばニナ・ルッツ音楽祭とか）もアニメでならば出来るし、ハチクロも終わってみたらアニメ版大好きー！！！に変わったし、もうちょっと様子見。ていうかパリ編までやってくれると信じてます！くろきん！くろきん！
