2006年10月〜12月期ドラマの感想

いやー、今回もまたいっぱい見たな。お前どんだけヒマやねんって話ですよもう。「のだめ」「14才」「コトー先生」「松子」「セーラー服」を全話見ましたが、感想も完走したもんなー。見てても途中で書くのやめちゃうことも多いんだけど、今回は理由はどうあれ感想を残したいと思うドラマが多かった。
全体を通して思うことは、今回は素敵なオトコマエ(大人)が豊富なクールだったなと。のだめのミッチーとハリセン(ここだけ役名)、14才と松子の一輝、コトー先生の南朋さんに堺さん、セーラーの堤さん、そしてオトコマエを愛でるためのドラマとしては俺の中で神ドラマと言える松子からはハギーにターニーに吹越さんに哲太にキャナメと。どの役者さんもドラマに出ること自体はさほど珍しいことではないのだけれど(ハギー除く)、それぞれが適材適所というかオトコマエ度更に増し!な素敵演技を見せてくれたなーという感じでございました。そしてオトコマエと言えばのだめの千秋様を演じたタマキングですよ。今クールはタマキングというか千秋様のクールだったといっても決して過言ではございません!なんといっても4話で見せた寝顔ね!あれはマジでやばかった。余りにも美しすぎて形容する言葉がなかったもの。まぁあの瞬間が美・千秋様のピークでその後回を追うにつれ顔のツヤハリがなくなり目が充血していったわけですが・・・・・・。のだめは瑛太さんや小出くんや福士くん、そして忘れちゃいけない大河内役の遠藤くんなどなど若手オトコマエ俳優もみんな良かった。特にめっけもんは菊地役の向井理くん。途中登場でしたが、同時に登場する福士くんにばっかり意識が向いてたから不意打ちというか、ほんとオトコマエでびっくりしたわ。さほどセリフが多いわけでもなかったんで演技力としてはまだよくわからないんだけど、来年は主人公の友達役あたりで結構キャスティングされるんじゃないかなーと予想。平岡くんポジ。
漫画をほぼそのまんま映像化したのだめでしたが、基本的にドラマ化するならばそこにオリジナリティが欲しいと思うんだけど、のだめの場合はどんな曲なのかなーって想像して読んでいたので(CDを聴いてみようとまでは思わない俺)、クラッシック素人のあたしとしては実際に“音楽”が流れてることがすごく嬉しかった。そういう意味ではむしろ漫画通りにやってくれたからこそここまで楽しめたってのもあるかもしれない。BGMとか小道具とか、もちろんキャスティングもみっちり考えて作られてるなーと何度も思ったし、原作に対する愛を何度も感じました。最近はほんと原作付きのドラマばっかりだけど、単なる材料(設定)として漫画(原作)を見るのではなく、そこに愛情がないとやっぱり駄目なんだよな。あと下世話な話だけど製作費。コトー先生ものだめもそれなりにお金をかけてるからこその映像だと思うし、当然スタッフの気合も違うでしょ。初回だけ見たアカネとかセーラー服とかチープだったもんなぁ・・・。松子もビジュアル面グダグダだったもんなぁ・・・。ていうか書いてて今気づいたんだけど、全部TBSだわ・・・・・・。松子はまぁコトー先生の裏だからある意味冒険作だったとしても(松也をキャスティングしてくれてありがとう!)アカネとセーラーは原作のセレクト自体に問題があったと思う。掘北ちゃんにアカネのキャラぜんっぜん合ってないと思ったし、セーラーはやっぱ今の時代にリメイクするのは無理があった。今期のTBSは最初から勝負諦めてたんだよね?きっとそうだよ。だって来クール、2枚看板だもん。


というわけで次クール。まずはその2枚看板「華麗なる一族」と「花より男子2」ですよ。どっちも数字・内容ともに求められるハードルものっそい高いだろうけど、頑張ってほしい。当然期待しまくりです。「華麗〜」はキム様は当然として、弟役ヤマコーさんと弟分役のナリ様も楽しみでございます。あとトオルちゃんな。「花男2」は新たに登場するキャラに期待。あとあれから一年経ってF4というか西門さんと美作さんがどれほどカッコよくなったか楽しみです。
ハケンの品格」と「エライところに嫁いでしまった!」と「わるいやつら」は孝太郎さん勝地くんとしろたん、ターニーと本田博太郎様、そしてまたもや出るのか一輝!目当てで初回は見るかな。あ、あと「きらきら研修医」はガチャさんがご出演なさる回は見なくちゃ。
「只野」は当然。見ない人がいるなんて信じられません。
一番楽しみなのは「ヒミツの花園」でございます。なんと言ってもオトコマエ4兄弟(当初はイケメン兄弟を売りにしてたように思うのですが、公式等を見る限りではイケメン設定ではなくなったような感じ・・・?)。そしてクリスマスイブに殉職されたぼっちゃまこと山本裕典くんのゴールデン初レギュラーですから!!!昼ドラの主演も決まってるらしいし、さすがぼっちゃま、今回のヒーロー出身の中ではズバ抜けてらっしゃいます。さすがジュノン準グラ。そんなぼっちゃまはもう1つ、ドラゴン柳くん主演のテレ朝土曜ミッドナイトドラマにもご出演。全4回と短いですが制服姿wktk!原作が山田だけに内容はどうでもいいw。
それから忘れちゃいけないのが『大森南朋初主演ドラマ ハゲタカ』ですよ。あたしの中では“大森南朋初主演”もタイトルの中に含まれてますからね!コトー先生で演じた真面目で誠実そうな役もいいですが、悪い南朋さんはきっときっとすごくセクシーだと思う。しかもスーツ。スーツ大好物ー!この枠ってドラマ見る(録画する)癖ついてないから本気で忘れないようにしないと。
そしてそして楽しみなんだけど不安というかあの子大丈夫かしら・・・と親戚のオバちゃんばりに心配でたまらないのが「拝啓、父上様」でございます。あんなキャストの中一人ものっそい浮いてるヨコヤマさん・・・。おまけに役柄が主人公を慕う少年院出の常識知らずの若者なんて・・・。きゃー怖い、こわいよー!なんていいながら、心の隅っこで「あら、あの外人みたいな美少年は誰?」って倉本ドラマファンのおばちゃんの間で達彦ぼっちゃまみたいにブームになったりしないかなーなんて思ってたりして・・・・・・。な、ないないない、それは絶対ないって!(自分ツッコミ)もうなんでもいいです、ヨコチョのドラマが無事に終わりますように(できることならちょっと褒められますように)。