『嫌われ松子の一生』第10話「すべて炎の中に・・・」

なんかもう、何て言えばいいのか分からない。予告を見た限りでは、龍に殺された元校長の孫が松子が原因だと聞いて、キリスト教徒にもかかわらずつい気の迷いで階段から突き落とすのかなぁなんて思ってたのですが、「洋くんが出所するころこの子も高校生なんだなー」なんてボーっと考えてたら、その思考のきっかけになった女子高生達とぶつかって、落とした荷物を拾おうとしたら階段から落ちたってさぁ・・・。松子にしてみれば善意の行動でしかないのに、誘拐の嫌疑をかけられた上に虐待の罪まで着せられそうになるってさぁ・・・。鮭弁当買ってる間に、作ったツリーから出火して洋くんだと思って大切にしてきた腕時計(これって別に龍が嵌めてたやつってわけでもなく、貰ってもらえなかったプレゼントだってとこがまた松子らしいというかなんと言うか・・・)ごと全焼ってさぁ・・・。なんかもう、言い方悪いけど、よく生きてんな松子。
松子もなんでまた神父!?って驚いてましたけど、ほんとなんで漁師から神父ですか赤木さん・・・。神父ってそんなに簡単になれるもんなのですか赤木さん・・・。何でわざわざ九州で神父になるんですか赤木さん・・・。ていうか、白夜の店長姿も漁師姿もどっちも超絶素敵だった赤木さんなのに、神父姿は・・・・・・・・・。さすがの一輝も神父は無理でしたか・・・・・・。松子も龍もキリスト教(でいいんですかね?)と関わり始めたし、最終的に縋れるのは信仰しか残されてないってことなんだろうけど、なんとなく誤魔化されてるような気がしなくもない。

全焼しちゃった教会ですが、シスターはあそこに住んでるわけじゃないのか。あそこまで燃えまくってるってのに、消防車1台こない謎。あの人が一緒に居てくれたなら、松子がなんかしたんじゃないって証明してくれるだろうに、出火原因が何であれ“たまたま”松子一人の時に出火したことで松子一人に責任なすりつけられるんだろうなぁ。どこまでついてない女なんだ松子。

相変わらずほんとどーでもいいというか時間使うだけ無駄なんじゃ・・・とまで思う現代パート(明日香と笙)ですが、今回の面接シーンとかちゃんと意味があってのことなのか、マジで疑問。面接時に携帯の電源切らないのも馬鹿だけど、あのウザったい髪型のまんま面接受ける時点でダメだっつの。まぁきっと明日香の妊娠を知って、心入れ替えて頑張る、明日香に松子おばさんのような思いをさせないからとかそんなこったろうけど、安易よね。


主演が大っきらいだってのに、好みのオトコマエが出るからと見始めた松子ですが、結局最後まで見続け、しかも軽く楽しみになってる自分がいます・・・。エヘヘ。いよいよ最終回。予告で松子と久美が仲良く「行ってきまーす!」かなんか言ってるシーンがありましたが、そこに弟は、弟はいるのんかー!!!