『嫌われ松子の一生』第2話「恋人の自殺」

なにこのオトコマエ祭りドラマ。一輝にターニーにハギーに本郷くんに小柳友くんに松也、それからキャナメと羽賀研二wwwあと小池の秘書?役もかなりオトコマエだった気がする(エンディングで確認したら記憶にないお名前の俳優さんだった。新発見かも)。いやー主役が誰とか関係ないね、ここまでくると。ひゃんひゃん言いまくり。タダでこんないいもん見せてもらってすいませんですよ。
やっぱ一輝は水商売に携わる役やらせたら日本一だわ。ありえないほどの色気。今じゃジャニーズぐらいしか着なさそうなテロテロピカピカの紫シャツ姿をあれほど色っぽく着こなせる男は一輝ぐらいだね。「とりあえず今日は帰んなよ」このセリフの言い方とか最高です。突き放した感じの中にもそこはかとない優しさが・・・なおかつセクシー。今期は14歳とコレで住む世界が違う(タイプが異なる)セクシー一輝を週に二度も見れるこの幸せ。ムキキィィィィィ!誰に感謝すればいいのか分かりませんけど、でもありがとう!
日本一と言えば、自分の才能を過信する酒浸りのヒモ(暴力アリ)をやらせたらハギーの右に出るものはいません。いやー上手いわ。上手いっていうかリアル過ぎです。あの落ちぶれ感はなかなか出せませんよ。黙ってても色気が滲み出るのが一輝だとすれば、黙ってても哀愁が滲み出るのがハギーですよ。あ、褒めてますよ、適材適所ということで。一輝とハギーの絡みがこれ1話、しかもあの一瞬だけとは勿体無い。ハギー演じる徹也が電車に轢かれた瞬間は生で目撃したかのような衝撃でした。なんかこうぶつかった瞬間、身体がぐわっと押されたような感覚だった。まつこー戻ってきてくれー!てみっともなく店の前で懇願→雨の中とぼとぼと歩く→迫る電車を目前にして静かに目を閉じるこの流れ完璧。何も死ぬことないじゃん、あんたが働けばそれですむ話なのに・・・とは思うけど、でもそうするしかない可哀想な男の死に様を完璧に見せてくれたハギーはやっぱ上手いな。今回こんだけすごいもの見せられちゃうと、次の男・ターニーがすこぶる心配です。まぁ上手いこと言って死んだ友人の恋人をコマす男ですからね、役柄的には問題ないかとは思いますが。でもターニーっていかにも洗練された現代人っぽいと思ってたんだけど、結構昭和の匂いも出せるのね。
予想に反して松也(弟)の出番というかセリフが多かったわけですが、セリフ回しがぎこちなくてなんかちょっと恥ずかしかった。でも可愛いから許す。誰が何と言おうがあれは可愛い。次回、紀夫に借りたお金を返しに実家へ戻る松子というシーンがあるようですが、弟の出番あるかなー。ていうかさ、ここで実家に帰る松子も大概よね。あんだけ言われてノコノコと実家の敷居をまたげる神経がすごいわ。さすが松子。

過去シーンは総じて素晴らしい出来だと思うのですが、現代パートはさすがにちょっと・・・だな。姪とその彼氏の下手っぷりは諦めたけど、小池のアレはさすがに酷いわ。今は技術も進歩してるんだろうから、もうちょっと特殊メイクかなんかでなんとかしてくれないだろうか。ていうか書いてて今気がついたのですが、内山・小池・ターニー・一輝ってチーム大奥なのね。

今期一番次回が楽しみなドラマはコレだな。