『僕の歩く道』第2話

早速三浦くんをクリアですか。田中圭くんはほんと久々にいい役もらったな。「ちくってんじゃねーよ」エピソードのオチの絶妙さには、笑いながら泣きそうになった。テルに言ってることの意味が上手く伝わらなくて「疲れるなぁ・・・」と三浦くんが言えば、テルが「疲れたならそこの椅子に座ってもいいですよ」と答えるのとか、事情を思うと笑っていいのかどうか微妙な感じがしちゃうんだけど、でもテルと三浦くんのそういう漫才っぽいやりとりはこのドラマの中で安心してホッとできるシーンになりそうだな。

母親はそんなつもりではないのだろうけど、テルにだけ意識が向いちゃってる母親から「全然心配してない」という言葉をかけられた妹のりなを見て、病気は違えど、1リットルの涙を見てたときと同じような気持ちになった。あの時も主人公の妹弟(特にすぐ下の妹)に感情移入して見てたんだけど、本当は我儘言ったり甘えたりしたくても、できない、しちゃいけない、と思って我慢してるであろう他の子たちも辛いだろうなぁ・・・って思ってしまうんだよな。自閉症とか、即命に関わるような病気じゃない場合は特に。母親がお兄ちゃんに「本当は(テルを)外に出したくないと思ってるんでしょ」みたいなことを言ってたけど、実際お兄ちゃんがそう思ってるのかどうか、それはまだ分からないけど、でももしそうだったとしても、あたしはお兄ちゃんを責められないなぁなんて思ってしまう。「お父さんと同じ」という言葉も出てきたし、大竹家の父親は自閉症の息子を抱えきれずに逃げたとかそういうことなのだろうか。今回の「ちくってんじゃねーよ」のように、なんとなく笑ってしまうような話だと見ててもそんなに辛くならないんだけど、大竹家の話はこの先結構キツそうだなぁ。来週早速子供の話だしなぁ。

2話でだいぶテル以外の登場人物達の問題点であったり背景みたいなものが見えてきましたが、やっぱり浮いてる都古の不倫。あの状況で部屋を追い出された後即電話をかけてきて「今から行ってもいいかな」と言う河原は相当女慣れしてんな。しかもなにかあった場合は愛人ではなく妻を取るということが二人の共通認識になってるみたいだし、男にとっちゃ最高なシチュエーションだよな。都古ちゃん馬鹿だな。・・・なんて考えてみたけど、だから何?みたいなね。そのうち本筋に関係するんだろうけど、今んところは不倫イラネ!でしかないな。イラネと言えばですね、MEGUMI演じる都古の友達は必要なのか?あそこの部屋で飲んで食ってしてるだけなんですけど・・・。