『黒い太陽』第5話

あれ?ケツあった?

立花に目をかける社長の魂胆が明らかになりましたが(社長はどこの誰にあそこまでデカイ声であからさまに立花=かませ犬だとお話してたのでしょうか。三宅川?とか思ったけど、口調がくだけてたし三宅川はその後立花に1千万貸してたし、違う・・・と思うんだよな。つーか社長マジ声でかすぎですよwww)やっぱり長瀬が微妙・・・・・・なんだよなぁ。主役である立花をかませ犬にしてまで伸ばそうとするほどデキる男には見えない、今のところ。むしろどっちかっつーと神崎の方が見込みありそうだもん。イメクラで備品取替えさせられたり先輩にボコられてたりしてたはずの神崎がいつのまにか店長に!ってちょっとビックリですよ。しかも売り上げ上位だってことはそれなりに優秀だってことよね。かませ犬立花を作り上げるためとはいえ、そんな神崎をイメクラの従業員にする社長の眼力って・・・。もしかしたらそのことで神崎も成長させようとしたのかもしれないけど、長瀬にオーラがないからそれには説得力がないんだよな。長瀬だけじゃなく、冬海も弱い。初回の客にいきなりキス(頬だけど)するなんて下等なホステスのやることを、冬海がやると下品ではなく、完璧な美貌と人懐っこさのコンボで最強!っていう描写なんだろうけど、冬海からもカリスマオーラが全く出てないもんで、ピンクソーダ(長瀬・冬海コンビ)の凄さが伝わってこないんだよな。

千鶴と藤堂が幼馴染で昔付き合ってたってのは原作通りなんで、思わずスルッと受け入れそうになりましたが、ドラマにおいてはちょっと待て!じゃないだろうか。「俺なら千鶴を娼婦にする」とか言ってなかったか?社長。もしそれが立花の千鶴に対する思いを看破してて、本当の意味で立花が千鶴にそんなことをさせるはずがないと見越した上で煽ったのだとしたらスゲーんだけど、あの社長めちゃめちゃ切れる設定だけにそれもありえるとは思うんだけど、でもそれならもうちょっと伏線張ってて欲しかったし、長瀬の件もあわせてあんまり切れ者に思えない気がするんだよな。なんつってあたし原作者オタなんで、いろんなことを自然に脳内補完できちゃってますけどね。
とはいえ原作では結構重要な役だった立花のパートナー役の女が出ないのでこの先の展開が読めないんだけど、これを久美子にやらせるのかなー。

最愛の女(この言い方あまりにも新堂っぽくてオタとしては笑いのツボでした)を三宅川に差し出してまで手に入れた1千万なのに冬海に思いっきり断られた立花さんですが、使い道なくなっちゃったし、親父の借金がいくらか知らんけど1千万で借金を清算してとりあえず堅気に戻ればいいと思いました。そんであの看護婦と仲良く親父の面倒を見ればいいのに。笑子は可哀想だけど、あの子そういう星の元に生まれてるんだし(しかも自覚アリ)、女を踏みにじってこその黒い太陽だと思います。つーか側に侍らしてる女を見る限り峰岸の好みはスレンダー美人系だと思うんだけど、笑子で満足していただけたのでしょうか・・・。金持ってるし、女なら誰でもいいなんてレベルじゃなさそうだけど、立花の最愛の女(多分そうではないと分かってそうだけど、あのジジイ)だという付加価値でそれなりに楽しめちゃうってところだろうか。変態金持ちオソロシス!