『偽りの花園』

最終回まで見終わりました。
キャー!最後の最後でヤクザみたいなオールバック顕彦さんっつーか松賢キタワー。伯爵家の坊ちゃまからハンチング帽から和服から国民服?からいろんな松賢を見せていただきましたが、ラストのヤクザ風スーツ姿な松賢さんを見た瞬間、ああ・・・落ち着く・・・と思ってしまいました。これまでチンピラヤクザとか頭おかしい人とかそういう役を演じる松賢を見ることが多かったので、このドラマが始まった当初は25歳(でしたっけ?)にゃ見えねeeeeeee!と思いつつも見たことがない松賢坊ちゃまにウホウホだったわけですが、さすがにこんだけやられるとヤクザ松賢が恋しくなるというかねぇ、やっぱ昼ドラは長いわ。そんだけ撮影も大変だったということでしょう。とにもかくにもお疲れ様でした。いやーしかし最初から最後までモッテモテだったなあの男。こんだけモテる松賢さん初めて見たわ。

最後の1週は怒涛の展開で、これぞ昼ドラ!ってのを見た気分。エェェエ!?突然美禰子を捨てた母親が名乗り出たと思ったらつゆちゃんのお母さん!?顕彦坊ちゃんが満州で引っ掛けてきた女が美琶ちゃんだったってのも相当なもんだったけど、都合よすぎっ!世界狭すぎっ!ていうかとき子それだけかいっ!!!ってビックリですよ。そんでもってにんじんくんが死ぬ意味がわからない。死ぬ意味どころかこの青春3人組のシーンそのものの必要性がわからない。そしてひかるは末恐ろしい。このまんま美禰子が黙って耐えてりゃいろんなことが丸く収まるってのに、丹さんやひかるには辛い思いをさせるだけだし、今浜だって「おかみが殺人犯」ってことになりゃ大打撃を受けるってのに、今更自首して罪を償って自分が楽になることしか考えてない美禰子にはイライラしたけど、しかも顕彦に宛てた手紙でひかるのことよりもつゆちゃんのことばっかりグダグダ書いてるのって親としてどうよ?と思ったけど、「お母さん、絶対警察に行ったりしないでね」と懇願してたひかるがお父さんと一緒に迎えに来てくれなかったってのが妙にリアル。ひかるの7年間がとても気になる。子供の頃から男を手玉に取るその片鱗が現れてたし、すんごいことになってんじゃなかろうか。もしかして視聴者にそう思わせる為に青春3人組シーンがあったのか!?だとしたらすげーぞ中島先生!
7年経って成長したひかるをキャスティングするのがめんどくさかったっただけだろうけど、ひかるを除けばまぁ見事に丸く収めた最終回だったわー。スナちゃんとつゆちゃんは絶対デキ婚よね。しかも次々と・・・。んもう、スナちゃんったら。権三さんもお丹さんも幸せそうだったし、いろいろあったけど終わりよければ全てよしと、そんな感じ。
つーか最後の最後まで栄子お姉様と寛次郎さんの再登場を期待してたのに・・・・・・。


初めてガッツリ昼ドラを見ました。超謎展開には度々???てなったけど、まぁ面白かったな。もうあの主題歌聴くこともないんだなぁ・・・と思うとちょっと寂しいかも。でも疲れたー。