『アテンションプリーズ』第8話

なんつーか、これは三神教官の心の重しを取る物語だったんですね!と思ってしまうほどの真矢様劇場でございました。ここまで引っ張ってきた美咲に後輩の面影を重ねてみてたその理由は何の深みもない上っ面だけの物語でしたが、ザ・真矢様だったので満足です。
しかし弥生は可哀想だ。ブッチではなく連絡があっただけまだ救いがあったけど(弥生と翔太は携帯の番号かアドレスは交換してんだな)、いくら励ますためとは言え、女(それも自分の気持ちを知ってる女)と二人っきりでセスナに乗ったというか洋子が翔太の操縦するセスナに乗せてもらったという事実を知ったら立ち直れないほどショック受けるよなぁ。ここらへん弥生の心情が曖昧で、あの子本音では洋子のことどう思ってんだろ。動物園での弥生の表情から察するに“何で洋子一人が試験に落ちたことを黙ってたんだと、落ち込んでるだろうから励ましてあげたいと、だから今日は動物園には行けないと”そんなようなことを言われたんじゃないかなー。だから二人が会ってることは承知してたと思うんだけど、でもまさか二人でセスナ乗ってるとまでは思わないだろうし、8話までやってもまだ、そしてこの先も恋愛要素が必要だとは思えないもんで、弥生(というか相武ちゃん)ひたすら不憫だなぁ・・・。

で、そんな思いをさせてる色男ですよ。ちょっとちょっと錦戸翔太カッコよすぎ。「飛行機が何で空飛ぶか知ってる?」ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン★もうこういうちょっとした小咄させると錦戸さんは敵無しですわ。あの声がいいのよ。ボソボソ喋ってんだけど、胸にダイレクトに響く感じなのよ。あれは今の若手の中では錦戸さんしか出せない空気だと思う。

・三神教官を見かけてぴょこぴょこ駆け寄る翔太
・グイっと力強く強引に腕を掴む翔太
・「黙ってついて来いっ!!」
・タクシー代を払う翔太。財布は黒
・「時間モッタイねーから早くしろ!」
・離陸する前にマイクに向かって低い声でごにょごにょ喋る翔太
・「行くぞ」
・ビビる洋子を横目でチラリと見てニヤニヤする翔太
・「気持ちいいだろ?」
・「エアラインパイロットは無理でもこういう小型機なら操縦できんの」
・「むぅりぃ!(この言い方がポイント)なんて言葉、いうなよ・・・」

もう全部全部ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン★
特に「時間モッタイねーから早くしろ」と「気持ちいいだろ」がデラヤバス。いろんな意味でヤバス。もう途中でフェードアウトしてもいいよなんて言ってごめんなさい。クソだクソだ言い続けてきましたが、このドラマ見続けてよかったよ。

なんつって、こんだけ翔太翔太いいつつも、いっちばん胸の鼓動が高まったのはアカニシ様の新しいドコモCMを見た時だということを告白しておきます。だってあのCMあまりにもじんじんなんだもの。