
- 作者: 新津きよみ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
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犯罪小説なのかと思って読んだのですが、女性誌に連載されてそうな女の見栄とエゴの物語でした。結末はちょっと驚いたけど、曖昧にされたままの箇所も多く、読後感はちょっと不満。ストーリーそのものよりも、家族関係が上手く言っているとは言い切れない孤独な40女たちの心の動きに重点が置かれているもんで、まだ私では消化できないということなのだろうと思う。出産の重みも分かんないしな。でもひたひたと近寄ってくる老化というか女としての劣化は、しっかり感じ始めてたりする。あー女やるのは大変だ。