『エンジン』第8話

なんつーか、やっぱ内容薄いよなぁ・・・と思う。延々と子供達とのお別れシーンやられてもなぁ。まぁなんだかんだいいつつもこれまで見続けてるわけで、子供達のキャラも成長具合も分からんでもないし、特にもっちゃん、周平、葵、七海あたりは、あぁお別れなんだなー(しんみり)なんて思ったりしなくもなかったんだけど、バスを追いかける俊太(と美冴)、泣きながらキレる次郎の図にドン引き。だってさぁ、俊太も美冴もぜんっぜん必死じゃないんだもん。ちんたら走ってるだけなんだもん。どんだけの距離走ったんだか知らないけどさ、息切れしてないわ汗もかいてないわ、スーパー幼稚園児かよ。わざとらしくクラクション鳴らす車も、バスの後ろにいたりいなかったりしてたように思えるし、ここまでベッタベタのほーらここ泣くとこですよー!な演出するんなら気合入れてもっと丁寧に描けっての。しかもキム様のボロ泣きがブ、ブッサイク・・・・・・。「無理して早く大人になろうとすんなよ」みたいなこと言ってキレてましたけど、ハァ!?て思った。あの子達の境遇からすれば、誰よりも早く大人にならなきゃならないと思ってるだろうし、ああいう場面で泣き喚いたってどうにもならないこと悟ってんじゃないの?このドラマの大人達の中では一番そういう部分を本能で理解してそうな次郎があそこでボロ泣きし、お前らも泣けってな勢いだったのはちょっと違う気がする。しかもホームに戻って園長にまであたるし。つーかオマエはなんかやったのかと。子供達と遊んでバス運転してただけじゃねーかと。オマエは自分の食費や光熱費を入れてんのかと。私用で使ってる燃費悪そうなバスのガソリン代は払ってんのかと。園長やちい姉の気持ちも考えずに勝手なことばっかいいやがって。今回の次郎はオトナコドモを通り越して単なる身勝手にしか思えませんでした。フンガー。
そんな今回ですが、元兄ちゃんは「やってらんねーよっ」ってキレた回に続いて久々に人間っぽかった。「また連絡してもいいですか?」と恐る恐る朋美に尋ね、「はい」と答えてもらった元兄ちゃん、軽くウキウキで階段登ってましたよ。あの後ろ姿ワロタ。スキップしそうな勢いだったもん。それから、葵ちゃんが朋美に「次郎をよろしくね」と言っているのを見てなんとも言えない複雑な表情してたりとか、次郎に対して「一度ゆっくり話したかった」と歩み寄った元兄ちゃんを見て、そういえば堺さんが見たくてこれ見たんだった・・・って思い出した。ブラック堺さんが見れるかも・・・と思ってたあの頃が懐かしい。まさかこれで元兄ちゃんの出番は終わってしまうのだろうか・・・と危惧したのですが、予告を見る限り来週も出るみたい。でもこのドラマ予告のシーンが本編ではカットされてたりするんで、微妙なとこだと思うけど。
あと3回か。こっからはレースパートが多くなるよね。やっとマッチさんの出番っすか。今後は次郎がチーム一ノ瀬のセカンドドライバーになって、それを聞いた西村雅彦(役名忘れた)がまた個人スポンサーになってくれて、ホームの話を聞いた西村は感動し、次郎の存在自体を担保(生命保険とか)にすることと、レースの優勝を条件にお金を貸してくれることになって、子供達が見守るレースで見事優勝。そしてそのレースを見た海外チームの人が次郎をスカウトし、次郎はまた海外へ。2年か3年後、沢山のお土産を持って次郎が帰国する。再建されたホームではみんなが待っていて、美冴ちゃんは保育士の勉強をしながら手伝いをしてて、大学生になった春海やメカニックになるための勉強をしている大輔も遊びに来ている。「よーしお前ら久々にバス乗ってどっか行くかー」「わーい」終。な展開と想像。自分で想像しといてなんですけど、すっげーつまんなそう・・・。