『anego』第2話

えーっと、そのキスはなんだ?ぶつかったみたいじゃないか。これで19回もやったってのか。どーも黒沢のキャラがはっきりしない。あんだけオトコマエなんだから、どう考えてもやりまくりだろうに、あのキスの下手さっぷりはどうよ?しかもする前にカバンをドサッと落として「今からやるぞー」な顔しまくってるし。22だか23だかわかりませんけど、その歳で初々しい男なんて気持ち悪いってーの(アカニシ様としては、まんまアホかわいいのでアリアリですけど)。あの顔で商社に入れる男よ?もっとスマートにできるだろーが。しかも予告でラグビーやっちゃってましたよ、あの男。ラグビー体型じゃないのはドラマだから仕方ないとしても、ラグビー男があんな髪型するかっての。原作の森山?だったか、そいつの設定も黒沢にくっつけちゃったんだろうけど、ラグビーそのものは話の筋にはそれほど影響ないわけだから、サッカーあたりにしときゃよかったのに・・・。
それに、黒沢を筆頭に、あの部署ちっとも仕事してるように見えないんですけど。秘書と副社長の不倫がどーのとかあんな話題を暢気に職場中でしてられるなんていい職場ですね。勤務中に皆そろいもそろって「アネゴ」って呼ぶのも違和感。しかも部長まで。いつの間にそんなに広まったんだよ。オフではいいけどさ、仕事中は「野田さん」って呼ぶもんじゃないの?って思うんだけど。そういうところのリアリティは度外視ですか。女の生態がリアルであればいいわけですね。ふーん。
で、今回の女の生態。あのバカ秘書、ほんっとにムカつくんですけど。3年間も公私混同不倫してた上に、エロ写真まで取らせるような激安女ですよ。それが医者の男捕まえて結婚するんで、副社長をなんとかしてくれませんか?って、そんな相談受けんなよ。あそこできちっと嗜めてほしい。それでこそアネゴなんじゃないの?1話と2話と見た限りでは、後輩にいいよーに使われてる便利な先輩にしか見えません。助けてもらった方もそれほど感謝してるようにも見えないし、アネゴって言葉のイメージと違うんだよなぁ・・・。リコベン間宮貴子のほうがよっぽどアネゴだ。あっちはアネゴ通り越して大魔神だけど。
いちいち原作と比較してつまんないこと言いますけど、ルポライターを使って副社長を脅したところから、週刊誌に書かれるという流れは原作通りなの。でも原作では奈央子が自らこれを仕組んだわけで、結果週刊誌に書かれてしまったことで、自分も代償を払うのですよ。でも、ドラマでは奈央子の知らないところで沢木夫婦が話を進めて、奈央子はそれに乗っかった(だけ)。全くの部外者介入させといて、リスク考えなかったんですか?と思う。沢木の友人だから信用できる、と思えるほど沢木と親しい間柄でもないわけで、しかも調子に乗って「おじさんってわかってないから」とまで言っちゃったりして、軽く色ボケしてるあんたが一番わかってねーよ、と思った。しかもやり方卑怯だし。そんで「会社を裏切った」って落ち込んで、アネゴと慕う年下男の前で弱いとこ見せてチューかよ。なんか頭悪くない?男と女の前で態度違いすぎる気がするんだよね。これこそリアルな女の生態なんだけどさ。
今回もまたまた文句ばっかり。だってアカニシ様と加藤雅也なんてずるすぎなんですもの・・・。