三月大歌舞伎&カツンさん春コン

昨日は、歌舞伎座勘三郎襲名披露公演の千穐楽(昼の部)を見てからカツンさんの横アリ公演を見るという、なんとも言えないスケジュールをこなしてしまいました。
うん。後悔。
前日サッカーで一日中外にいてガッツリ花粉を吸い込んだので、くしゃみ鼻水対策としていつもの倍花粉薬のんだら猛烈眠い上に、どっちつかずの中途半端なカッコで行くしかないし、何よりもテンションのあげ方が違うんだよ、歌舞伎とジャニでは。誰に向かって言ってんだって。


勘三郎襲名公演は、すっごい微妙な出来。悪くはないんだろうけど、はっきり言って面白くなかった。襲名公演なのに、演目地味すぎ。カンタのお行儀のよい猿若にシェイクスピアもどきの幸四郎俊寛
カンタはまぁ頑張ってたし、丁寧に一生懸命踊ってたと思うんだけど、セットがショボすぎ。遠くにあるお城なんて小学生が書いた絵みたいでしたもん。襲名公演というおめでたい舞台の一発目なんだから、もうちょっと金かけてよーと思った。
逆に、俊寛は半回転する舞台を含めてセットはそこそこだったんだけど、内容暗すぎ。演目は行く前から分かってたし覚悟もしてたけど、やっぱり悲しみとか苦しみとかそういう負の感情を表す幸四郎は暑苦しい。しかも、これお昼前だし。どよーんとした空気引きずったままでお昼に入るのって楽しくない。
口上は、楽日ということもあってか、先代について言及する人も多くて親子泣きっぱなし。カンタの顔なんてひどいことなってました。この一ヶ月、弟のことも含めて頑張ったんだろうなぁ。ニザさんが、自らも出演する最終演目(一條大蔵)を「・・・なんでしたっけ?」とおっしゃってました。さすがニザさん。もー可愛いすぎ。隣りに座る玉さんとニザさんを見るために2万円払ったようなもんですから。しかも席が2階の一列目の玉さんニザさんの真正面あたりだったので、じっくり拝見できました。幸せ。
口上で気になったのは、幸四郎の姿勢の悪さ。背中丸まってるというか、頭落ちちゃってんの。結構デカいから目立つんだよな。
それから、玉さんを始め結構な人が勘三郎の体調を気遣う発言をしてたこと。その時は特になんとも思わなかったんだけど、その後の演目、一條大蔵の勘三郎は、キレというかオーラがなかったように見えた。特に正気の大蔵卿。顔なんてパンパンだし、疲れてるのかもしれないけどいつものパワーみたいなもんが伝わってこなかった気がしました。これから長い襲名公演が続くので、ちょっと心配。来月はバカ息子が復帰するので、兄ちゃんと力を合わせて父ちゃんを支えてあげてほしいもんです。



で、カツンさん。
カニシ様の袴というか和服姿激萌え。
ツアー代をどこから捻りだすか真剣に悩む。
ていうかごめん、ゲストで内くん出た瞬間がテンションMAXでした、俺。生アカニシ+内ですよ。マジこの世のものとは思えん。