『不機嫌なジーン』第1話

ごくせんよりも救命よりも何よりも一番期待していた、そして楽しみにしていたこのドラマ。


オォォォォォォォォダァァァァァァァァギリィィィィィィィ(絶叫)。


なにその汚いおひげ。なにその薄っぺらなかっこ。なにそのタオル。なにそのグランドコートみたいなアウター。めっさめさかっこええええええー。もうやだもうやだほんとやだ。神様は何故ゆえにあのような素敵生命体をお創りになられたのですか?
予想以上に出番少なく、しかもその少ない出番はほぼ番宣なんかで既に見てたものだったわけですが、登場シーンのラスト、内野さんとすれ違うシーンは映画。雰囲気映画だよ。月9の映像じゃないね。なぜか泣きそうになる俺。これ伏線だ。裁判がどーのこーのって言ってたし、数少ない出番ながらも重要な役どころな感じ。
で、そんなオダギリさんに負けず劣らず素敵だったのが内野さんですよ。内野さんの、特にテレビという分野での仕事の選び方が謎だと常々思っているわけですが、今回は変人役。なんっか色気あるよなあの人。オダギリさんと同じで、ほくろの位置が抜群なのは分かってるんだけど、目線かなぁ。それほどいい顔だとは思わないんだけど。
年末からずっとジュニアシフトだった俺の脳みそキュキュキュッとシフトチェンジ。あんなガキども相手にしてられるかっての。やっぱ大人の男でしょ。
・・・・・・・・・とりあえず土曜日(ごくせん)までは。


ドラマそのものは、うーん・・・イマイチかなぁ。最初にも書いたように、ものすっごい期待しちゃってたもんで、それほど悪いってわけでもないと思うんだけど、期待値からするとイマイチになっちゃうんだよな。結局のところ、竹内さんを巡るいい男達のバトルなんだけど、その肝心の竹内さんがランチの女王の時ほどかわいくないのが一番の原因だと思う。役のタイプの違いは置いといても、竹内さん劣化した?髪型もよくない気がするしなぁ。ランチの時は「この女ムカツクー!いい男よりどりみどりじゃねーかよ。クソっ」と嫉妬の炎を燃やしつつも、それでも可愛いってのは素直に認められたんだけどな。ランチと比較すんなボケ関係ないんじゃ!って怒られそうなのでこれ以上はもう言いません。
竹内さん演じる仁子がいつの間にやらどうしたらいいか分からないほど、小学校の先生を好きになってるのが唐突でした。あれって無意識に南原へのあてつけで言ったのかなぁ。そこらへんちょっと分からず。とにかく言ってることとやってることが違いすぎる。仁子の性格がまったくつかめない。
小林聡美もたいまさこは定位置。視聴者が求める小林&もたいって感じ。絡むかな。
内野さんとオダギリさんはムツゴロウ(諫早湾の環境問題)がらみで繋がるのかな。裁判ってのは諫早がらみだと推測。南原は政府側なのだろうか。すれ違う時、歩く先が反対方向だったしな。それと仁子を間に挟んでも闘う関係にあると。くそー、何故に竹内はモテ役ばっかりなんだ・・・。


話のテンポがつかみづらい原因である、時折挟みこまれるロンドンのシーンですが、最初のタクシーのシーンが現在で、最終回に繋がると。ラジオから流れる曲を聴いて過去を思い出したっていう設定でいいんだよな。
あと、唐突に現れるCGってか絵みたいなやつ、なにがしたいのだろうか。おもきしすべってるような気がするんだけど、今後もあれあるのかなぁ。
初回は登場人物の紹介みたいなもんで、ちゃんと話が始まるのは来週からだろうと信じてます。まだちょっと期待してる。