『救命病棟24時』第1話

初回は、今後大地震に見舞われた東京で、混乱する状況の中いくつかの軸として描かれる人間関係をさらっと紹介するという感じでした。
松嶋菜々子の勤務する病院、若いインターンと患者、そのインターンの実家(開業医)、若手代議士(野心家?)の仲村トオル家、その娘と養護教諭、それから進藤先生とそんなもんですか。それぞれ問題がありそうな雰囲気。
あいかわらず進藤先生は素敵。いつもはちっともかっこいいとは思わないのに、なぜか進藤先生の時だけはかっこよく見える江口。本気で謎だ。
川岡大次郎を久々に見た。ちょっとどんくさい若手インターンとまんま伊藤英明ポジションなわけですね。それだけじゃなく病院のスタッフは前回と同じような設定ばっかだな。ターニー(谷原)のポジションだと思われる眼鏡+無精ひげの先生が非常に気になったのですけども、劇団M.O.Pの方でした。あー阿修羅の瞳に出てた人かぁ(あんまり覚えてないけど)。今後猛烈チェックさせていただこうかと思います。
ある意味一番楽しみな大泉洋の出来は、正直どうでしょう?みたいなー。バッチリ空回りしてました。MEGUMI演じる看護婦と絡む役みたいなんだけど、この二人の絵面がものすごく安い。深夜番組のコントみたいなんだもん。あそこまで清潔感と対極にいる医者と看護婦もどうかと思った。おまけにそれに徳井さんまで絡んでました。濃い。ずっと出るのかなぁ徳井さん。一応患者の役だったけど・・・。
一番期待してた仲村トオルの白衣(救命医姿)はありませんでしたー。それで飯何杯食える?ってな勢いだったのに・・・。スーツ姿は米倉手帳の時に拝見したのでおもしろくもなんともない。ただ初回の感じだとイヤーな奴っぽいので進藤先生との絡みに期待します。
で、期待といえばオグリッシュ小栗旬くん。いやーカワイイカワイイカーワーイーイー。3回ゆった。川岡お兄ちゃんの弟さんで医学生。で実家は開業医とバリバリのお坊ちゃんです。でもお兄ちゃんとは仲悪くて、現在反抗期真っ最中の模様。二人の父親役には平田満とこれまた素敵なキャスティング。しかも勤務する看護婦が深浦加奈子。絶対なんかある!浮気だ浮気!ってそんなドラマじゃありませんけど。この家もかなり重要な軸となるんだろうな。オグリッシュは最終的に心を入れ替えていいお医者さんを目指すよパターンだと思うけど、今後の成長っぷりが楽しみです。


初回な上に菜々子復帰作ということなんで、相当気合入ってるんだろうなーと思ってたんだけど、肝心の地震シーンは思ったほど凄い映像でもなかったです。むしろショボっ。同じ江口ドラマなら、逃亡者の方が金かかってましたね。局が違うので比較するようなものでもないけど。ママン情報によると、全部で3度地震(余震)が来るそうなので、もうちょっと悲惨な感じになっていくかな。まだ全員綺麗すぎるし。菜々子がどこまで汚れられるかがこのドラマの出来を左右すると思うのです。進藤先生をおまけ扱いにしてまでも菜々子メインにしたわけだから、スッピンとまでは言わないけど、髪の毛ザンバラでボロボロぐらいになってくれないと。どこまで脚本できあがってるのか分りませんけど、菜々子がこの調子だと厳しいなぁ。