終わっちゃいましたよ。とうとう。
見終わって、びっくりするほどの喪失感を感じてる自分がいて、おいおいドラマだっつーの、自分大丈夫?て無理やり冷静になろうとしたけど、無理でした。
いろんなところで感想を読みましたが、視聴率的にはさほどでもなかったとしても、深く愛された大河ドラマという意味では一番だったんじゃないかと思う。ま、初めて大河を全部見たあたしなんで、全く根拠はないですけど。
最終回は、沖田×齋藤と、かたもり×齋藤なんてことになっていたりして、齋藤さんとして重要な役目を演じてらっしゃいましたよオダギリさん。特にかたもりさまとの絡みはなんとも言えないテンションでした。んー、朴訥?かたもりさまは最後までオノレを貫き通してらっしゃいましたね。感情がお顔に一切表れないという。ある意味アッパレ。そのかたもりさまよりご立派な刀をいただいた齋藤さんですが、その前の沖田さんとのやりとり「刀の時代は終わったな・・・」ってのが哀しくて切なくて美しかっただけに、お前、いい刀もろたからって張り切りすぎー!心の中はヒャホーイってなってそうでちょっと笑えた。そしてやっぱり最後まで立ち回りはぎこちなかったです。もう殺陣がある仕事はこないかも。お着物は猛烈似合うんだけどねぇ。
オダギリさんと言えば、あれだけのメンツが集まったスマステ、オダギリさんだけ不参加ってのはどうなんでしょ。馴れ合い嫌いそうだしなぁ・・・。結構和気藹々とした撮影現場でみんな仲良しだったそうですが、オダギリさんは待ち時間も本を読んだりしていてちょっと孤高の存在だったとか聞いたような気がするんですけど、そういう感じ?歳さんと山南さんなんて中継までして参加してんのに、それなのに不参加オダギリさん。そういう一匹狼的なところもそれはそれでまた素敵なんですけれども。
で、左から慎吾を映すとでっかいモニターの中で山南さんももれなく映るわけですが、山南さんがずーーーーーっと同じ顔、山南スマイルをたたえたまんまだったのです。ヨンジュンさんなんて目じゃない微笑キングっぷりでした。
で、右から慎吾を映すと歳さんが映るわけです。めちゃめちゃテンション低くて、慎吾に「山本さん、もちょっとテンション上げてください」言われてましたけど、本気でスタジオ来たかったんだろうなぁ・・・。それを思うと、オダギリさんも出ろよー!ってまたそこへ戻ると。
慎吾の京都ロケのVTRはとても丁寧に作ってあって、しかもあんなに自分の気持ちをとつとつと語る慎吾ちゃんを初めて見たような気がするわけで、ちょっとジーンとかしちゃいました。それに、隊士の皆さん1人ひとりにクエスチョンってなことでそれぞれの役にまつわる質問とVTRを用意してくれていたのですが、それがものすっごいよいの。カッコイイとこをきちんと切り取ってるの。マジ素晴らしい。他局の番組なのにここまで気合を入れて作ってしまうスマステスタッフはほんとすごいですよ。それだけに、オダギリ(齋藤さん)VTRもみーたーかったー。しつこい。