- 作者: 五十嵐貴久
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2004/09
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
この人は悪役を描くのがうまいなぁと思う。主役の4人組よりも悪役であるカジノオーナーの方が断然魅力的。あとデブ。デブのキャラクターが強烈で、復讐劇そのものはどーでもいい感じに思えてしまった。ストーリーの流れは予想通りなので特別驚くようなことはないかな。この作家はなにげに高レベルのエンターテイメント作品を出してくれるということで注目しているのですが、これはどこに重点というか焦点を置いているのか分からなかったので、ちょっと中途半端な感じ。ポーカー(ギャンブル)ネタを使いたかっただけなんじゃないかなぁとか思った。それなりに面白かったけど。映像化狙いなのかな、もしかして。CCDカメラを駆使するパターンなので、映像化すれば分かりやすいし映えると思う。考え出すと映像がバンバン浮かぶな。デブ役は三瓶で。あ、これはいいぞムカつく〜。んで、カジノオーナーは北村一輝で。すいません、好きなだけです。