舞城 王太郎『好き好き大好き超愛してる。』

好き好き大好き超愛してる。

好き好き大好き超愛してる。

舞城王太郎に触れるには勇気がいる。隠してた扉をボカーンと蹴破られる気がするから。あー読まなきゃよかった。一番壊されたくない扉をぶっ壊された上にズンズン入ってこられて大事に密かに積み重ねてたものを「こんなもんがなんだよ」って粉々にされた気分。
愛ってなによ?と喧嘩腰でしか問えない自分がいやだー。

愛し過ぎていないなら、充分に愛していないのだ。

でもバカでいい。間違いばかりでいい。
愛しすぎるということはそういうことなのだ。そしてそれぐらいで、人を愛するにはちょうどなのだ。

ウワァーン。
相変わらず、タイトルセンス最強。