ジョー・R・ランズデール『バッド・チリ』

バッド・チリ (角川文庫)

バッド・チリ (角川文庫)

ハップ&レナードシリーズ。レナードの元恋人、ラウルが現在つきあっている(らしい)男が殺された。容疑はレナードに。狂犬病に罹ったリスに噛み付かれ入院中のハップは病院を抜けだしレナードを救おうとする。背後にナゾの「チリ・キング」が!?いつもの二人+チャーリィに加えて入院先で出会ったワケアリの看護婦ブレットと私立探偵ジム・ボブも加わり下品度5割増し。今回はハップ大活躍。愛するブレットが巻き込まれそうになったためレナードばりの大暴走。その分いつもより頭のキレは悪いかも。そこで私立探偵ジム・ボブですよ。かなり強烈な性格で腕も立つ。ノンシリーズなのかと思って手を出さずにいた作品の主役だそうで、くそー、先にそっちを読んでおくんだったとちょっと後悔。ブレットの登場で、少しずつ変わり始めたハップの今後が楽しみな感じ。えっと、今回はキン○マてんこ盛り。前編タマばっか。拷問も睾○の電流通し。あとキ○タマの裏側にダニが、とかそんなの。あー大好きだー。