『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第37話「誕生!最恐タッグ」

親に玩具で遊んでたのをバレないように遊び相手にケガさせられたように装い、入院騒動にまでなったというのに「絶対言わないでね」とケガさせた罪を着せた相手に念押しする子供も子供だけど、そういう事情ならば約束だから「言えない(言わない)」としてもその態度はねーだろよティラミーゴさんよー。以前のメルトとのいがみ合い回もそうだったけど、ティラミーゴって基本感じ悪いよね。
騎士竜がみんな喋れるならなかにはそういうキャラがいてもいいけど、メインのキャラがキャラとしてこういう成長の仕方しかできなかったってのは確実に敗因の一つだと思う。

つーかティラミーゴとモサ以外のそれぞれの騎士竜なんてもう“〇か月”単位で見てない気すらするわけで、それで「リュウソウジャーと騎士竜には強い『信頼』が必要」とか言われてもね。
つーかそれを言うならこの程度の喧嘩から「俺はティラミーゴを『支配』しようとしていた」となるコウがマジ怖い。こちとら「支配」なんて強い言葉を使うほどのものをなにひとつ感じてなかったってのに、そんなことを自認しちゃうコウが人としてマジで怖い。CM開けたらいきなりそんなこと言い出してんのもなんだこのクソ構成(編集)という意味で怖かったけど・・・・・・。

ところで、今回のマイナソーが地中に潜って音を頼りにミサイル攻撃するという能力だった理由として「生み主が胃カメラを担う医師だから」という説明をするためだってことはわかるけど、そのために「尚久が胃カメラを受診しててまだ結果を聞いてない」という描写にしたのはなんでなの。父ひとり子ひとりの家族だし、健康診断を受けるのは当然のことだとしてもわざわざ「結果を聞いてない」という描写にしたことに意味があるのかと(健康診断だったら個別に診断結果を聞くことはないだろうから胃カメラだけを受診したのではないか?というところまでは考えまい)。子供の母親の職業を説明するだけだったら「龍井さんにたまには胃カメラやるように言っておいて」でも十分だろうに、「結果を聞いてない」となると不安感が生まれちゃうじゃん。この先尚久の身体に何かが起きるってことならばいいんだけど、そうでないならこの気遣いのなさがほんと厭。