『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第31話「空からのメロディ」

ナダに背後からズバッと斬られ、『鎧装剣で斬られた傷だから』ではなく『リュウソウ族同士で戦った傷』はカガヤキソウルでも治せない(ってどんな理屈よ・・・・・・)ってんでダラダラ脂汗流してたってのに、次の瞬間裸に包帯ぐるっと巻いただけで(アスナが持ってた家庭用の救急箱で治療したんだろうね)いつも通りの顔で普通に走って駆け付けてて、ウッとか言って痛みに反応する素振りは「一度だけ」見せたものの周りがみんな踊ってるなか(鼓膜が三重だとなぜ音楽攻撃が効かないのかはわからないもののカナロとオトは一応理由があるのに対し)コウひとりだけはケロっとした顔で「俺は大丈夫」とか言ってて、そんでマイナソーに対抗するには飛ぶ力が必要だからと空の騎士竜であるぴーたんを覚醒させようとディメボルケーノに火あぶりさせ、さらにパキガルーのパンチ連打をうけさせ、この描写自体あたまおかしい虐めかよ・・・(オトに可哀想だからもうやめてあげてと言わせるから余計にその印象が強まる)(ていうかディメの場合はクイズに答えられなかったからという理由があるけどパキガルーのほうは「あいついけ好かないから父ちゃんヤッちゃって!」ってマジでなんなのこの描写)ってのはソレとして、火あぶりもパンチ攻撃もぴーたんを頭上に掲げてる人間にだってそれなりの反動や衝撃があるだろうにそれをやるのが(カナロではなく)コウで、ぜんぜん背中の傷に影響はないっぽくって、それなのに「マイナソーの攻撃がコウに効かなかったのは『痛みに耐える』ことで意識を保ってたから」ってマジかー(笑)。

そんで背中の傷が再び出血し、その瞬間コウ「本来の姿」、つまりバーサーカーモードが発動したのかと思いきや結局いつもと変わらない感じで、繰り返すけど変身しようが「ナダに斬られた傷は(カガヤキソウルでも)治らない」んだろうにオトに新しいリュウソウル貰ってからなんて痛みをこらえてる感、傷みを抱えて戦ってる感が皆無だもんで、まあ・・・白けるよね。

レッド(だけ)に戦力が次々と与えられるのは最近の戦隊ではもはや当たり前になってる感があるけど、仲間になにを言われようと「ナダを信じる」と言い張るならガイソーグと戦うのはコウの役目だろうに、ガイソーグは俺たちが食い止めるからお前はマイナソーを倒せっつって新戦力を託されるって意味がわからないもん。赤に青の装備とかカッコよくないしさ。