『4分間のマリーゴールド』

柴犬のシロは外飼いなのか。立派なお庭があることだしそういうことならいいけど暑い日とか雨風強いときは家の中に入れてあげてね?と思ったら夜は玄関に入れてて、なるほどそういう飼い方なのね!それなら安心・・・と思ったら、室内のソファでくつろいでるうえにその状態で人間のお皿らしきものに盛られたケーキ(犬用ですよね?)をおすそ分けしてもらってて目が点になりました。どんな飼い方してんのよ・・・。
この日は菜々緒の誕生日だったので「特別」なのだろうと脳内補完しましたが、福士くんがシロのご飯担当を譲らない理由が「菜々緒を盗み見したいから」という酷い理由だったんでまあ・・・・・・所詮その程度の扱いなのだろうと、都合のいいときだけ構ったり室内に入れたりするのだろうと、最初から「そういうものだ」と理解できていればそんなに腹も立たずに済むだろう。という感じです。

両親の再婚によって姉弟となった、つまり血のつながりはない姉を愛してしまった弟という設定、弟は人に触れるとその人の運命が見えてしまうという超人設定、そして弟はその超能力でもって姉であり愛する女性が1年後に死んでしまうことを知っているという設定、2番目はともかく1番目と3番目は全く興味がないうえにそれを演じる福士蒼汰に魅力が皆無だし(というか、はっきり言って福士くんの菜々緒を見る目、福士くんと菜々緒の距離感が生々しくて気持ちが悪いと感じてしまう)、ちょっとは期待してた救命士パートもやっぱり福士蒼汰の演じる役が初回からもう「こんなヤツと働くのイヤだろうな」としか思えないからイラつく始末だし、挙句モノローグがとにかく辛気臭いってんでわたしにとって見続ける意味はないと言っても過言ではない初回でしたが、そこに柴犬がいる、ただそれだけで見続ける理由になるのだ。


このキャストなら橋本じゅんが熱血隊長で三浦誠己がなだめ役の副隊長で桐谷健太がお調子者の先輩で福士蒼汰横浜流星伊藤あさひが若手隊員で菜々緒が超絶仕事ができる紅一点の女性隊員で救急救命士の話とかでいいのになー。