『シャーロック』第1話

佐々木蔵之介を出すならば蔵之介がシャーロックでいいじゃん!と思うし(その場合ワトソンは誰でもいいです)(あ、でも今滝藤さんが浮かんだ)、佐々木蔵之介を出すならば蔵之介をワトソンにすればいいじゃん!と思ってたけど(その場合ホームズは長谷川博己でお願いします!やだ超みたい!!!)、まったくの別モノとまでは言わないけどホームズとワトソンの人物設定と関係性以外はそこまでBBC版シャーロック要素を感じないし(真似ようとしても到底脚本と演出が追い付かないんだろうな感はあるけど)、ハドソン夫人を始めホームズ作品に不可欠な人物たちもいなさそうだし、そうと理解した上で見るならばおディーン様と岩ちゃんでいいかな、という感じです。

謎空間で突如バイオリン弾きだしたのはパトカーの音マネの前振りだったのでいいとしても浅草で人力車載ってるおディーン様のカットいるか?と思いつつも「そういうドラマ」だと思えば楽しめるし、トレンチでだみ声というわかりやすいキャラの佐々木蔵之介はこれはこれで可愛いし。

・・・とかいいつつ蔵之介のキャラがこうまでわかりやすいのは実はモリアーティだという可能性に賭けてはいるんですけどね(そうなったとしても初回を見る限りではせいぜいがかめなしくんの山猫のときの蔵之介みたいな感じでしょうが)。

ていうか、初回を楽しめたのは間違いなくマクベス夫人を彷彿とさせる犯人・松本まりかの演技のおかげであり、次回のゲストも菅野美穂岸井ゆきのときたらこれまた犯人の演技に期待なわけで、犯人の演技を楽しむドラマになるならばおディーン様と岩ちゃんの探偵コンビは目の養分としてそんなに悪くないし(クルーザーのあとをつけるモンクリスタイルのおディーン様がいざ岩ちゃんを助けに行くぞってなった瞬間キメッキメで付け髭と帽子だかカツラだかを取ったのとかとてもよかったw)、そんな感じで気楽に楽しめそうです。