五十嵐 貴久『アンサーゲーム』

アンサーゲーム

アンサーゲーム


経済的に恵まれてる美男美女のカップルが結婚式を終え翌日の朝新婚旅行に行くその夜、ホテルの部屋にいたはずが目を覚ますとコンクリートの壁に囲まれた部屋に寝かされていた。別々の部屋に閉じ込められた二人はMCピエロと名乗る男に回答を一致させる「アンサーゲーム」に強制参加するよう命じられる。

とまぁ具体的な作品名が浮かぶわけじゃないんだけど既視感ありまくりな設定で、問題の内容も回答に至るまでの心理(描写)もゲームの結末も、“誰のため(ゲームを見ている者の存在)”のゲームであり“そしてまた新たなゲームが始まる”という視点が明らかになるラストシーンまで悪趣味だなとしか思うところはないわけですが、これ実写化したら男のほうは絶対藤原竜也