『仮面ライダージオウ』第36話「2019:ハツコイ、ファイナリー!」

キバ回を見てるつもりが終わってみればマンホール回でした(笑)。
ザンキさんではなく次狼さんがなんでウォッチくれたんだかわかんないし、ギンガに至ってはこいつなにしに来たん・・・?ってな感じでマンホール最強ってだけの話であった(笑)。


トリニティで手も足も出なかったギンガの攻撃を生身+マンホールで受けるのはともかくマンホールで殺人はヤバいでしょ・・・。
前者はアナザー化してるってことで納得するとしても後者はこれいちおう普通の人間がやったことなんだよね・・・。いやマンホールぶん投げる時点で普通なわけねーけど・・・。

しかも「私はやってない!!」って叫んでたし、川野太郎の弁護士も「冤罪」だと信じてたからほんとにやってないんだと思ってたら、マンホールで殺ってたうえにその事実を「やってない」と思い込み、周囲の人間にもそう信じさせたって時点でヤバすぎるってのに、怪人になる力を得て刑務所を脱走して自分に殺人の罪を着せた(冤罪をみとめなかった・みとめさせることができなかった)関係者を殺して回ったとかマジで極悪サイコだろと。
結局そのサイコ女はソウゴの「セーラさん」ではなかったけど、でもソウゴは完全に「ユウコさん」に恋心爆発させちゃってたよね。
ガチの殺人鬼に恋心を再燃させた挙句トドメ刺さない・刺せない主人公ってどうなんよ・・・・・・となりかけたけど、でもこの主人公「王様になる」とか言ってる奴だったわ・・・さいしょからアレだったわ・・・。

殺人を犯した女がその事実を「冤罪」だと思い込み周囲の人間にもそう思わせ刑務所から脱獄し、冤罪を晴らせなかった関係者を次々に血祭りにあげていくってな話それ自体は嫌いじゃないです。いやむしろ好き。そういう狂ったサイコ女の復讐物語としては元カレの結婚式に乗り込んでいって下僕(だと思ってた人物)に殺されるという結末まできっちり型に嵌ってたし、突然降りだした雨の中で「母が言っていた。私を産んだときは酷い雨だったと。それ以来ずっと雨なんだ」という動機というかサイコ女の心の渇きが吐露されるのもロマンを感じるし、そういう意味では楽しめました。でもそれ仮面ライダーキバとは関係ないよねってことよね。

ていうかスポット参戦の脚本家がいくら悪人とはいえオーラに人間殺させちゃったけど(そしてそれを「なかったことにできる」ジオウⅡの力を使うことなくソウゴが泣いてるだけだったけど)、ちゃんとコンセンサス取れてんだか心配すぎる。なにしにきたんだかさっぱりわからん(なんどでも言う)ギンガのウォッチをスウォルツ氏からかっぱらったウォズがウォズギンガファイナリーとやらになるのはいいとしても、それで「お逝きなさい」とアナザーキバを倒したってことはギンガの力を使えばアナザーライダーを倒せるってことでいいんですか?じゃあもうマンホール以下のトリニティになる必要性皆無だよね?それちゃんと劇中で説明してよね?。


結論:わたしの753が出なくてよかった。