『風が強く吹いている』

このスタッフなら多分大丈夫だろうとは思ってましたが、記録会のシーンを「走り」だけで描き、そして魅せてくれて、記録会でこれだと予選会からの本選は号泣なんてもんじゃすまないのではなかろうか!。今はゾンビ走りの王子とかぜったいヤバい。神童のことはその時が来るまで考えまい(想像しただけで泣きそうになっちゃうから)。
それから、今のところ人格的にアレな人にしか見えないハイジさんだけど、六道大の藤岡と絡むことで、実力のみならずスポーツマンとしてすこぶる人格者であろう藤岡に「認められている」というだけでやっぱりすごい人なのでは・・・?という気にさせるのが上手いわー。
そしてこれまでのところ(アオタケの中では)圧倒的に速いカケルですら全く太刀打ちできない大学ナンバーワンの力を見せつけられたことで、藤岡のことを知らないカケルが自分の走りにしか興味がないタイプであることや、彼らが目指している「箱根」がどれほど高い山なのか、それが実感としてメンバーのみならず視聴者にも伝わるところもよかった。