『ボク、運命の人です』第6話

晴子を家に連れてきてやることやっちゃいなyo!ってところから始まった今回ですが、酔っぱらった関原さんが誠んちに泊まったってのは四谷さんを巡る恋パートであり、関原さんの残念な魅力を見せるための面白エピソードとして以上の意味は特別ないと思ってたのに(40過ぎのオッサンが10歳も後輩の家に上がり込むことがどれだけ惨めなことかわかるか?発言がわりと衝撃だった。関原さん38ぐらいだと思ってたんで・・・おまえ40過ぎてフレグランスタワー占いとかやってんのか・・・・・・)、そこからまさかこういう流れでの連れ込みで、そのための手彫り王将だとは思わなかったし、豆腐トートバックがここへきて活きるとは思わなかったし、なにより関原さんに貸したTシャツにこんなにも大きな意味が与えられていたとは見てても全く予想できなかったわー。
亭主関白と言えば『2文字』で会話→それは無理→『じゃあ4文字で』というちょっと意味がわからない話が無意識で4文字告白に繋がるのも良かったし、ていうか「かまわん」てww。
誠と晴子の話を描きながら、そこに繋がる(それを拡げる)かたちで関原さんと四谷さんと定岡くんの話を描き、アクセントとして澤部(の役名わからんw)とみどりちゃんの話を描き、そして部長と鳩崎さんでハラハラさせる(笑)というバランスもいいし、豆腐バックだけでなく虹をくぐるための傘が今回自然な流れで二人の距離を縮める(それを画として視聴者に見せる)ための小道具として活きたりと、なにげに緻密な脚本だよね。そしてそれらはちゃんと『運命』として成立してる。
わたしアンチかめなしくんの恋愛ドラマ人間なんですが(じゃあなぜこれを見たと聞いてくれるな・・・アンチだけど見ないという選択肢はないのだよ・・・)、それなのになんでこれはこんなに面白いと思うんだろう?ってちょっとだけ考えてみたんだけど、これ恋愛ドラマの皮を被ったスポ根ドラマだからだよ。晴子の気持ちをゲットするという目標=勝利のために毎回与えられる試練を乗り越えるとか完全にスポ根じゃん。スポーツやってるわけじゃないから言うなればラブ根?。しかもこのドラマで与えられる試練はまさに『神』が与えるものであり、ゆえに未来(結果)はわかってるというか、努力次第で結果が変わるのではなく結果目指して努力せざるを得ない状況に神によって追い込まれるというちょっとおかしな図式なわけで、だから楽しんで見ていられるのかーとすごく納得。
でもこれまでは恋人関係になるという目標を掲げていたものが今度は結婚・・・というか正確に言うなら『子供を作る』ことになるわけで、その違いがどうでるか楽しみでもあり不安でもあり。
それはそうと王将の材料代、どれぐらいしたんだろうなぁ・・・w。豆腐トートや傘と同様にこの彫りかけの王将もこの先何がしかの使われ方をするのでしょうが、全く想像できねえ!w。