『ボク、運命の人です』第3.4話

やってることは『運命』を武器に誠が晴子にアタックしてるだけなんだけど、毎回毎回よくもまぁ手を変え品を変え『運命』を演出するなー。
しかもそれがわりと思いがけないところから飛んでくるんだよね。3話のスコアボードとか全く予想できなかったし、つーか子供の名前が「アカイ」「イトウ」とか思いつきそうでつかないだろこんなんw。
と思ったら4話では人参と部長を使って営業の極意を描き、それを「好きか嫌いかではなく、嫌いか嫌いじゃないかどっちですか?嫌いじゃないならそれは自分にとってゼロではないということです」と繋げ分かりやすくも深い対人論に展開するとか、ほんっとに単純な話なのに見事に飽きさせない作りになってて、かめなしくんとP様のドラマだからという理由のみで録画予約を入れたものの今ではふっつーにドラマとして楽しめてるんだけどこれは嬉しすぎる誤算!!。
ていうかね、なにが嬉しいってこの亀梨和也がものすごく良いってことですよ!!。そりゃ営業どころかサラリーマンとしてそのメイクの濃さはねーだろってな意見はあるでしょうし、実際わたしもそう思ったけど、今はぜんぜん気にならないというか、それさえ含めて亀梨和也が演じる「正木誠」という男の不器用さを愛おしく思える。この顔でこんなに不器用一生懸命ってなんなの!?って。毎週かめたん可愛い可愛い可愛いよおおおおおおおおお!って思えるこの幸せよ!!。P様神とのやりとりも慣れてきたのかずいぶんテンポが良くなって、ここがファンだけでなくドラマの一要素として必要かつ楽しめるものになってきてること、これがほんとに嬉しいです。
そんでなに?協力な恋のライバルになるんだとばかり思ってた定岡くんがいきなりプロポーズキメたものの断られ、そしたら誠の応援をしてくれるようになるとかイイ奴すぎんだろーーーーー!!。“そういうドラマ”じゃないにせよ、このドラマって厭な奴がいないのね。登場人物全員クズで下種ってなタイプのドラマのほうが断然好みなわたしではありますが、このドラマのそういうところ、嫌いじゃないです。