『怪盗 山猫』第3話

蔵之介関本が仲間だということが明らかになり本格的に山猫と絡むようになった途端、俄然面白くなってきたわー!!。
これまでかめたん山猫(のキャラと演技)が浮いてたのはむしろ蔵之介関本とのバランスを考えてのことだったんですね。
ってぐらい山猫と関本、かめたんと蔵之介の相性いいじゃないの!!!。山猫のキャラとしての外連味が見るからに胡散臭い関本のキャラによって画面馴染みが断然よくなった。
ていうか、わたしはてっきりチームのリーダーは山猫で、仲間たちはみんな山猫の“下”についてるんだと思ってたんだけど、少なくとも山猫とおっさんは同等というか対等というか、“ユウキテンメイ”に対する、そして“日本を盗もうぜ計画”を実行するための同盟関係のような感じみたいだね。
そして有起哉の藤堂と繋がったのは山猫の指示ではなく関本独自の判断であり行動のようで。藤堂を含めたユウキテンメイを巡る三人の関係性がなかなか見えてこないけど(選挙カーに乗って有権者ににこやかに手をふりながら関本とドス黒い話をする藤堂とかいいわーこの有起哉すこぶるいいわー)、ユウキテンメイの正体含めそれがドラマの縦軸・本筋であることがはっきりわかる作りになってるので、見えてこないことが不満ではなく、楽しみに繋がってるってのはいい傾向だと思う。
それどころか店でウダウダギャーギャーやってる場面が面白可愛いので、この場面観てるだけでも充分満足できちゃうもんね。
毎回いいように利用されて精神的にも肉体的にもズタボロにさせられてるナリ様もこれまでのイメージとは真逆といっていい扱いだけど意外や意外、これが悪くないし!。
でもやっぱり塚地亡きあと美男美女だらけのチーム山猫はそれはそれでいいんだけど、でもなんかちょっとパンチが足りないというか、美人は三日で飽きるじゃないけど綺麗なだけの絵面ってのもそういう意味ではつまらないよねぇ・・・・・・
ってことを感じさせてくれたのが今回のゲスト、達郎役の加藤諒くんですよ。
このキャラ1話で死なせちゃうのはもったいない。1話で死ぬからこそのこのキャラだって意見もあるだろうけど、やっぱこういうルックスが一人いてこそ美男美女がより映えると思うんだけどなー。
かすかな意識の中で山猫の姿を目撃することでさらなる展開に繋げるという意図ではあるのでしょうが、達郎が倒れてる側にさくらがいたこと、これが「実は達郎生きてましたー!」ってなことになるためのものでもあるという可能性もまだ・・・一ミクロンぐらいは・・・・・・ありますかね?。
一人ハードボイルドに達郎の死を悼む山猫と、そんな山猫を静かに見守る真央なのに、次回あたりまえにバーテンスタイルでカウンターの中に居る達郎を見て「お前なんで居るんだ!?????」「いやー奇跡的に助かっちゃいました、兄貴♪」ってな展開になってもぜんぜんかまわないよ?。
とか思ってたら、警察サイドに池内博之が加わる?みたいですね。
かめたんの脇に個性の強い年上男性がどんどんとふえていく・・・・・・・・・ごくりっ。