『冬のサクラ』第5話

やっぱり記憶よりも命なんじゃないか?と思わずにはいられません。自分が残りの人生10年もないだろうってな年齢だったら過去のあれやこれやを忘れたくないからと考えるのはわかる。だけどもなみさんの場合命が助かればまだまだ長い人生が続く(かもしれない)わけで、だったら記憶がなくなったとしても娘とともにまた1から母娘としての思い出を作る人生を始めりゃいいじゃんと思うのはおかしいですかね?。
それこそある日突然記憶喪失になりましたとかだと本人はもちろん周囲もどう対応したらいいのか分からないだろうけど、予め「記憶がなくなるかも」ってことを理解してるんであれば周囲はいくらでも準備ができると思うんだよね。心の準備も含めて。おまけに執刀医はこの分野のスペシャリストなわけだし、なんたって院長夫人なんだから病院もあらゆる面で万全の態勢で臨むだろ?。条件的にこれだけ恵まれてんだから、そしたらあとはもうもなみ自身が「記憶がなくなっても家族は家族。だから大丈夫」って覚悟を決めるだけじゃないのかと。つーか娘のことを本当に思っているならばさっさと娘に話すべき。娘とは言え一人の人間なわけで、もなみにはもなみの気持ちがあるように娘には娘の気持ちがあるんだから。心配かけるとか言ってる場合じゃないっしょ。
って考えるともなみが記憶を失うことにああも拒絶反応を見せる理由は「男の記憶」だろうと高嶋弟が考えても不思議じゃないなーと。そしてクサナギ祐さんはただの不倫男のストーカーだよなーと。
てかあれだけ忠告されたのに平気で会い続けるとか祐さんって思ってる以上にツラの皮厚いのかしら・・・?と思ったんだけど、あれは所謂「猶予期間」だったわけか。あれだけ妻に執着してるのに携帯チェックはしないのか高嶋弟よ・・・と思ったんだけど、決心するための時間をくれてたわけですね。あれ?高嶋弟が何気に話わかるやつに思えてきたような・・・?^^。
それにしても、長野出身短大出のもなみと大病院の跡継ぎ息子の高嶋弟がどこでどう出会いどういう経緯で結婚に至ったのだろうか。「短大出」ってことは看護師じゃないだろうし、やっぱ事務員かそれこそローサみたいな職員だったもなみに高嶋弟が手をつけたってセンかなぁ。現在進行中の物語に直接二人の出会いから結婚の経緯は関係しないけどさ、でもあの家でもなみが窮屈な想いを抱いてる理由ってかそもそもの原因は多分そこにあるよね。だとしたら劇中でそれが語られないにせよそこはちゃんと設定レベルで用意しておくべきだと思うんだけど、「長野出身短大出」に果たしてちゃんと意味があるのだろうかと・・・。



ついに院長と「妻の不倫相手の弟」として向き合ってしまったたけさん肇ちゃんはいっつもなんか食ってる気がするんですが、ドラマ撮るついでに体重アップを目論むとかなんらか別の思惑があってのことですか?(笑)。